(仮訳)インド、チャッティースガル州においてBauhinia variegataに感染するすす病菌の新種、Capnodium variegatum
Khalkho, AD., Rai, AN. & Bhardwaj, S. 2021. Capnodium variegatum – A New Foliicolous Species of Sooty Mould Infecting Bauhinia variegata L. from Chhattisgarh, India. Plant Archives. Available at: http://plantarchives.org/article/Index-Volume%2021.pdf [Accessed July 19, 2021] 【R3-08609】2021/7/19投稿

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3行まとめ

インド、チャッティースガル州においてBauhinia variegataの生葉に生じたすす病菌の一種を検討した。
SEM観察を含む形態学的検討によりこの菌が同属他種と異なることを示し、Capnodium variegatumとして新種記載した。
本種はソシンカ属植物において初めて記録されたCapnodium属菌となった。
Gandhi nagar, Ambikapur, Chhattisgarh, India

(新種)

Capnodium variegatum A. D. Khalkho, A. N. Rai & S. Bhardwaj
語源…Bauhinia variegata
※2021年7月19日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。

【よく似た種との区別】
Capnodium umberberdis
シンネマの長さの範囲が重なる
菌糸の幅の範囲が重なる
菌糸に隔壁を有する
本種と異なり葉の病斑が黒色ではなく暗褐色
本種と異なりシンネマが帯オリーブ色~暗褐色ではなく帯黒褐色
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が無色~帯オリーブ褐色ではなく褐色
本種と異なり分生子が楕円形ではなく長楕円形~円筒形
本種と異なり菌糸が褐色ではなく褐色~暗褐色
Capnodium blackwelliae
分生子に隔壁を欠く
菌糸表面が平滑
菌糸に隔壁を有する
本種よりシンネマが短い
本種と異なりシンネマが帯オリーブ色~暗褐色ではなく褐色~暗褐色
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が無色~帯オリーブ褐色ではなく無色
本種と異なり分生子が楕円形ではなく楕円形~長楕円形
本種と異なり菌糸が褐色ではなく無色~褐色