2020年7月27日 (仮訳)コスタリカ産Nematoctonus属菌 Koziak, ATE. et al., 2007. Costa Rican species of Nematoctonus (anamorphic Pleurotaceae). Canadian Journal of Botany. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/cndscipub/cjb/2007/00000085/00000008/art00008 [Accessed July 27, 2020] 【R3-07537】2020/7/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ コスタリカの12種類のHoldridge Life ZoneにおいてNematoctonus属菌の調査を実施した。 ヒメムキタケ属菌の子実体や土壌、材、樹皮などから分離した菌株を検討し、6つの形態学的種を同定した。 子実体からの培養により、4つのテレオモルフ-アナモルフの組み合わせを確かめ、N. robustusでは分生子の発芽を初めて報告した。 (その他掲載種) Nematoctonus angustatus Thorn & G.L. Barron 【よく似た種との区別】 Nematoctonus geogenius コスタリカに分布する 線虫に感染する 分生子が紡錘状または円筒形で直線状または屈曲する アレウロ型分生子を欠く “adhesive knob”が主に節間生である 本種と異なり”hourglass cell”が顕著にくびれる 本種より分生子が短い 本種と分生子の発芽様式が異なる (その他掲載種) Nematoctonus geogenius Thorn & G.L. Barron 【よく似た種との区別】 Nematoctonus angustatus コスタリカに分布する 線虫に感染する 分生子が紡錘状または円筒形で直線状または屈曲する アレウロ型分生子を欠く “adhesive knob”が主に節間生である 本種と異なり”hourglass cell”が顕著にくびれるという特徴を欠く 本種より分生子が長い 本種と分生子の発芽様式が異なる (その他掲載種) Nematoctonus leptosporus Drechsler (その他掲載種) Nematoctonus pachysporus Drechsler 【よく似た種との区別】 Nematoctonus tylosporus コスタリカに分布する 線虫に感染する アレウロ型分生子を有する 本種と異なり様々な線虫ではなくBunonema属のみを宿主とする 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が紡錘形ではなく狭紡錘形 本種よりアレウロ型分生子のサイズが小さい 本種よりアレウロ型分生子表面が微細な疣状である (その他掲載種) Nematoctonus robustus F.R. Jones (その他掲載種) Nematoctonus tylosporus Drechsler 【よく似た種との区別】 Nematoctonus pachysporus コスタリカに分布する 線虫に感染する アレウロ型分生子を有する 本種と異なりBunonema属のみではなく様々な線虫を宿主とする 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が狭紡錘形ではなく紡錘形 本種よりアレウロ型分生子のサイズが大きい 本種ほどアレウロ型分生子表面が微細な疣状でない