2020年10月22日 (仮訳)カナリア諸島における新産種、Cotylidia muscigena Arenal, F., Villarreal, M. & Rubio, V. 2008. Cotylidia muscigena, a new record from Canary Islands. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/cryptogamie-mycologie2008v29f1a3.pdf [Accessed October 22, 2020] 【R3-07798】2020/10/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 稀産種のCotylidia muscigenaをカナリア諸島新産種として報告した。 本種は温帯林に発生し、ヨーロッパの亜高山-亜寒帯域以外からの報告は初となった。 本種は同属他種とは子実体のサイズや担子胞子のサイズおよび形状、シスチジアのサイズなどが異なっていた。 (カナリア諸島新産種) Cotylidia muscigena L. Remy 【よく似た種との区別】 Cotylidia undulata 本種と異なり子実体が帯灰黄色または灰褐色 本種と異なり担子胞子が涙形~円筒形ではなく楕円形 本種よりシスチジアが短い Cotylidia carpatica 肉眼的形態が類似している 本種より担子胞子が短い 本種よりシスチジアが短い Cotylidia guttulata 本種と異なり傘が帯褐黄色 本種と異なり担子胞子に油滴を含む 本種よりシスチジアが短い Cotylidia marsicana 本種と生態的に非常に異なる 本種と子実体のサイズが異なる 本種と担子胞子の形状が異なる 本種より子実層シスチジアが短い