2020年8月15日 （仮訳）熱帯域において分離された新種の酵母、Cyberlindnera tropicalis Boontham, W. et al., 2017. Cyberlindnera tropicalis f.a., sp. nov., a novel yeast isolated from tropical regions. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.001970 [Accessed August 15, 2020] 【R3-07595】2020/8/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイ、サムットプラーカーン県の土壌とブラジル、ロライマ州の腐朽材から分離されたアナモルフ酵母の一種を検討し、Cyberlindnera tropicalisとして新種記載した。 本種はC. mengyuniaeとは分子系統解析のほか、炭素源資化および生長温度のプロファイルも異なっていた。 本種がタイとブラジルで採集されたことからは、本種が広範な地理的分布を示すか、あるいは古代の人々により植物とともに運ばれた可能性が考えられた。 Samutprakarn province, Thailand （新種） Cyberlindnera tropicalis Boontham, Limtong, Rosa, Lopes, Vital & Srisuk 語源…熱帯の 【よく似た種との区別】 Cyberlindnera mengyuniae ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスクロース、ラフィノースを発酵可能 本種と異なりD-ガラクトース、メリビオース、ラフィノース、イヌリンを資化可能 本種と異なりマルトース、セロビオース、メレジトース、コハク酸を資化不能 本種と異なり45°Cで生育可能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される