(仮訳)スペイン産の新種Cystoderma castellanum
Blanco-Dios, JB., 2014. Cystoderma castellanum, a new species from Spain. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_4_5.pdf [Accessed November 5, 2014].
【R3-01271】2014/11/11投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

スペイン、カスティーリャ・レオン州で採集された菌を検討し、Cystoderma castellanumとして新種記載した。
本種はPinus halepensisP. pineaなどからなるマツ林において、コケの間から発生していた。
本種は子実体がKOHで褐色~黒色に呈色し、担子胞子がアミロイドで、縁シスチジアが屈曲する革袋形~ピン形であることなどで特徴づけられた。
Spain, Valladolid, Bercero

(新種)

Cystoderma castellanum Blanco-Dios
語源…カスティーリャの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cystoderma ferrugineum
本種と異なりスペインではなくアフリカに分布する
本種と異なり湿地に発生する
本種より傘のサイズが小さい
本種と異なりシスチジアを欠く
Cystoderma chocoanum
本種と異なりスペインではなくブラジルおよびコロンビアに分布する
本種と異なりコケの間ではなく腐朽材に生じる
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なりシスチジアを欠く