2015年11月20日 (仮訳)ブラジル産の不完全糸状菌の新種、Digicatenosporium polyramosum Leão-Ferreira, SM. et al., 2015. Digicatenosporium polyramosum, a new hyphomycete from Brazil. Mycotaxon. … Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000130/00000002/art00019 [Accessed November 19, 2015]. 【R3-02396】2015/11/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、バイーア州において腐朽樹皮に発生した菌を検討し、新属新種Digicatenosporium polyramosumとして記載した。 本種は分生子柄が分枝せず、分生子形成細胞が単出芽型で有限生長、分生子が帯赤色~褐色で、指状に盛んに分枝することなどで特徴づけられた。 本種の分生子形成様式は独特で、長い腕の頂部から二次的に分生子を形成して求頂的な分生子鎖を形成した。 Brazil, Bahia, Coribe, Serra do Ramalho (新種) Digicatenosporium polyramosum S.M. Leão, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…(属名)指状の鎖生する胞子/(種小名)多分枝の 【よく似た種との区別】 Digitodesmium spp. 分生子に複数の腕を有する 分生子の腕が円筒形 本種と異なり顕著な分生子柄を有するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が複雑な出芽鎖生状ではなく単生する 本種と異なり分生子の腕が中央部で平行~緩やかに屈曲し、縁部で散開状なのではなく平行である