(仮訳)アカネ科植物を宿主とするCladosporium属病原菌の多様性および分類
Bhartiya, HD. et al., 2015. Diversity and taxonomy of phytopathogenic Cladosporium on Rubiaceae. Plant Pathology & Quarantine. Available at: http://plantpathologyquarantine.org/PDFs/PPQ_5_1_3.pdf [Accessed September 30, 2015].
【R3-02242】2015/09/30投稿

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3行まとめ

インド、ウッタル・プラデーシュ州においてMitragyna pervifoliaに発生した菌を検討し、Cladosporium mitragynaeとして新種記載した。
本種は宿主の葉の両面に斑点を生じ、僅かな細胞からなる子座を稀に形成した。
本種は同じアカネ科植物を宿主とするC. galiiよりも子座があまり発達せず、分生子柄が短くて隔壁がより少なく、分生子が平滑である点などで区別された。
India, Uttar Pradesh, Mahrajganj, Nichlaul forest

(新種)

Cladosporium mitragynae H.D. Bhartiya, N. Kumari, Sham. Kumar & R. Singh
語源…Mitragyna属の
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【よく似た種との区別】
Cladosporium galii
同じアカネ科植物を宿主とする
本種と異なりインドではなくポーランドに分布する
本種と異なりMitragyna pervifoliaではなくGalium odoratumを宿主とする
本種より子座がよく発達する
本種より子座のサイズが大きい
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が3ではなく1-4
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が平滑ではなく小疣状