(仮訳)Bletilla ochraceaを宿主とするエンドファイト、および7新種の記載
Tao, G. et al., 2013. Endophytic Colletotrichum species from Bletilla ochracea (Orchidaceae), with descriptions of seven new speices. Fungal Diversity. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s13225-013-0254-5 [Accessed January 3, 2017].
【R3-03626】2017/01/03投稿

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3行まとめ

中国貴州省においてBletilla ochraceaの葉からエンドファイトを分離し、17種を認めた。
そのうちColletotrichum bletillumなど7種を新種記載し、8種を既知種に同定した。
全ての菌株を形態形質およびITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析に基づき同定した。
中国貴州省六盤水市水城県白鶏坡山

(新種)

Colletotrichum bletillum G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…シラン属の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum liriopes
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種と異なりメキシコなどにおける分布が知られている
本種と異なりLiriope muscariやその他のラン科植物が宿主として知られている
本種と異なり植物病原菌として知られている
本種より分生子が長い
本種より分生子のQ値が大きい
本種と異なり分生子が鎌形ではなく鎌形または紡錘形
本種より付着器のサイズが大きい
本種と異なり付着器がセピア褐色ではなく褐色~暗褐色
本種と異なり付着器が縁部が円鋸歯状の楕円形、棍棒形、不規則形ではなく縁部が円鋸歯状~浅裂状の棍棒形~不規則形
本種と異なりSNA培地で胞子を形成する
本種よりPDA培地での生長が遅い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色~淡灰色ではなく淡灰色~暗褐色
本種と異なりPDA培地でのリバースが灰色~暗灰色ではなく帯黄褐色~暗褐色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum tofieldiae
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
PDA培地での気生菌糸が白色~淡灰色
PDA培地でのリバースが灰色~暗灰色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種と異なりヨーロッパなどにおける分布が知られている
本種と異なり植物病原菌として知られている
本種より分生子のサイズが大きい
本種より分生子のQ値が大きい
本種と異なり分生子が鎌形で僅かに屈曲し、両端が鈍頭なのではなく、鎌形で顕著に屈曲し両端が徐々に先細りになって頂部が丸く、基部が截断状
本種より付着器のサイズが大きい
本種と異なり付着器がセピア褐色ではなく褐色または暗褐色~ほぼ黒色
本種と異なり付着器が縁部が円鋸歯状の楕円形、棍棒形、不規則形ではなく全縁、円鋸歯状、あるいはいくぶん浅裂する楕円形~棍棒形
本種よりPDA培地での生長が速い
本種と異なりSNA培地で胞子を形成する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum verruculosum
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種と異なりSNA培地で胞子を形成する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州都匀市下壩山

(新種)

Colletotrichum caudasporum G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…尾の胞子の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum caudatum
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子の付属糸が長い
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum duyunensis
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
分生子に特殊な付属糸を有する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子が短い
本種より分生子のQ値が短い
本種と異なり分生子が鎌形、紡錘形で頂部が細長いのではなく菱形、鎌形で頂部が細長い
本種より分生子の付属糸の平均長が短い
本種より付着器のサイズが大きい
本種と異なり付着器が卵形~楕円形で時に棍棒形または浅裂するのではなく類球形~楕円形で時に棍棒形または浅裂する
本種よりPDA培地での生長が遅い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色~灰色ではなく初め白色、のちに帯灰白色
本種と異なりPDA培地でのリバースが灰色~暗灰色ではなく淡い帯黄色~褐色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum ochracea
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子が短い
本種より分生子のQ値が小さい
本種と異なり分生子が鎌形または紡錘形で頂部が細長いのではなく円筒形で直線状または僅かに屈曲する
本種と異なり分生子に付属糸を欠く
本種より付着器のサイズが大きい
本種と異なり付着器が卵形~楕円形で時に棍棒形または浅裂するのではなく全縁で類球形、棍棒形
本種よりPDA培地での生長が遅い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色~灰色ではなく白色~帯黄色
本種と異なりPDA培地でのリバースが灰色~暗灰色ではなく僅かに黄色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州都匀市下壩山

(新種)

Colletotrichum duyunensis G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…都匀産の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum caudatum
分生子に特殊な付属糸を有する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種と異なり剛毛を有する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum caudasporum
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
分生子に特殊な付属糸を有する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子が長い
本種より分生子のQ値が長い
本種と異なり分生子が菱形、鎌形で頂部が細長いのではなく鎌形、紡錘形で頂部が細長い
本種より分生子の付属糸の平均長が長い
本種より付着器のサイズが小さい
本種と異なり付着器が類球形~楕円形で時に棍棒形または浅裂するのではなく卵形~楕円形で時に棍棒形または浅裂する
本種よりPDA培地での生長が速い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が初め白色、のちに帯灰白色ではなく白色~灰色
本種と異なりPDA培地でのリバースが淡い帯黄色~褐色ではなく灰色~暗灰色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省六盤水市水城県白鶏坡山

(新種)

Colletotrichum endophytum G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…エンドファイトの
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum falcatum
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種と異なり剛毛を豊富に有するという特徴を欠く
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子が強く屈曲するか鎌状という特徴を欠く
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省六盤水市水城県白鶏坡山

(新種)

Colletotrichum excelsum-altitudum G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…高標高の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum boninense
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
分生子が円筒形
本種と異なりオーストラリア、日本、ニュージーランドなどにおける分布が知られている
本種と異なり植物病原菌として知られている
本種と異なりCrinum asiaticumなど他の宿主からも知られている
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の基部がへそ状
本種より付着器が短い
本種と異なり付着器が褐色~暗褐色ではなくセピア色~暗褐色
本種と異なり付着器が棍棒形または不規則形、時に浅裂するのではなく不規則形
本種よりPDA培地での生長が速い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色~灰色ではなく白色
本種と異なりPDA培地でのリバースが帯黄色~褐色で老成すると暗褐色なのではなくクリーム色~帯赤橙色
Colletotrichum gloeosporioides
分生子が円筒形
Colletotrichum tropicicola
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが大きい
本種より付着器のサイズが大きい
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州都匀市下壩山

(新種)

Colletotrichum guizhouensis G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…貴州産の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum lilii
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種より剛毛が短い
本種ほど剛毛が暗色でない
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum spaethianum
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種より剛毛が短い
本種ほど剛毛が暗色でない
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州都匀市下壩山

(新種)

Colletotrichum ochracea G. Tao, Z. Y. Liu & L. Cai
語源…Bletilla ochracea
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum duyunensis
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子に付属糸を有する
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum caudasporum
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じGraminicolaクレードに含まれる)
本種より分生子が長い
本種より分生子のQ値が大きい
本種と異なり分生子が円筒形で直線状または僅かに屈曲するのではなく鎌形または紡錘形で頂部が細長い
本種と異なり分生子に付属糸を有する
本種より付着器のサイズが小さい
本種と異なり付着器が全縁で類球形、棍棒形ではなく卵形~楕円形で時に棍棒形または浅裂する
本種よりPDA培地での生長が速い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色~帯黄色ではなく白色~灰色
本種と異なりPDA培地でのリバースが僅かに黄色ではなく灰色~暗灰色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Colletotrichum boninense Moriwaki, Toy. Sato & Tsukib.
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum karstii
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
形態的に類似している(誤同定されていた例が多い)
PDA培地における気生菌糸が白色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じBoninenseクレードに含まれる)
本種と異なり分生子が円筒形で基部がへそ状なのではなく直線状で両端が鈍頭、基部が截断状
本種より分生子の幅が広い
本種より分生子のQ値が小さい
本種より付着器のサイズが小さい
本種と異なり付着器がセピア色~暗褐色ではなくセピア褐色
本種と異なり付着器が不規則形ではなく全縁の円形~棍棒形
本種と異なりPDA培地におけるリバースがクリーム色~帯赤橙色ではなく帯赤黄色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum excelsum-altitudum
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
分生子が円筒形
本種と異なりオーストラリア、日本、ニュージーランドなどにおける分布が知られていない
本種と異なり植物病原菌として知られていない
本種と異なりCrinum asiaticumなど他の宿主から知られていない
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の基部がへそ状でない
本種より付着器が長い
本種と異なり付着器がセピア色~暗褐色ではなく褐色~暗褐色
本種と異なり付着器が不規則形ではなく棍棒形または不規則形、時に浅裂する
本種よりPDA培地での生長が遅い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が白色ではなく白色~灰色
本種と異なりPDA培地でのリバースがクリーム色~帯赤橙色ではなく帯黄色~褐色で老成すると暗褐色

(その他掲載種)

Colletotrichum cereale Manns
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(その他掲載種)

Colletotrichum destructivum O’Gara
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(その他掲載種)

Colletotrichum karstii Y.L. Yang, Zuo Y. Liu, K.D. Hyde & L. Cai
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum boninense
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
PDA培地における気生菌糸が白色
形態的に類似している(誤同定されていた例が多い)
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じBoninenseクレードに含まれる)
本種と異なり分生子が直線状で両端が鈍頭、基部が截断状なのではなく円筒形で基部がへそ状
本種より分生子の幅が狭い
本種より分生子のQ値が大きい
本種より付着器のサイズが大きい
本種と異なり付着器がセピア褐色ではなくセピア色~暗褐色
本種と異なり付着器が全縁の円形~棍棒形ではなく不規則形
本種と異なりPDA培地におけるリバースが帯赤黄色ではなくクリーム色~帯赤橙色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Colletotrichum liriopes Damm, P.F. Cannon & Crous
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum bletillum
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種と異なりメキシコなどにおける分布が知られていない
本種と異なりLiriope muscariやその他のラン科植物が宿主として知られていない
本種と異なり植物病原菌として知られていない
本種より分生子が短い
本種より分生子のQ値が小さい
本種と異なり分生子が鎌形または紡錘形ではなく鎌形
本種より付着器のサイズが小さい
本種と異なり付着器が褐色~暗褐色ではなくセピア褐色
本種と異なり付着器が縁部が円鋸歯状~浅裂状の棍棒形~不規則形ではなく縁部が円鋸歯状の楕円形、棍棒形、不規則形
本種と異なりSNA培地で胞子を形成しない
本種よりPDA培地での生長が速い
本種と異なりPDA培地での気生菌糸が淡灰色~暗褐色ではなく白色~淡灰色
本種と異なりPDA培地でのリバースが帯黄褐色~暗褐色ではなく灰色~暗灰色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Colletotrichum miscanthi J.A. Crouch, B.B. Clarke, J.F. White & B.I. Hillman
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(アジア、中国新産種)

Colletotrichum parsonsiae Damm, P.F. Cannon, Crous, P.R. Johnst. & B. Weir
※本種をBletilla ochraceaから初めて報告した。
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum brasiliense
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じBoninenseクレードに含まれる)
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Colletotrichum tofieldiae (Pat.) Damm, P.F. Cannon & Crous
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum bletillum
中国に分布する
同じBletilla ochraceaを宿主とする
葉からエンドファイトとして分離される
PDA培地での気生菌糸が白色~淡灰色
PDA培地でのリバースが灰色~暗灰色
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁(同じSpaethianumクレードに含まれる)
本種と異なりヨーロッパなどにおける分布が知られていない
本種と異なり植物病原菌として知られていない
本種より分生子のサイズが小さい
本種より分生子のQ値が小さい
本種と異なり分生子が鎌形で顕著に屈曲し両端が徐々に先細りになって頂部が丸く、基部が截断状なのではなく鎌形で僅かに屈曲し、両端が鈍頭
本種より付着器のサイズが小さい
本種と異なり付着器が褐色または暗褐色~ほぼ黒色ではなくセピア褐色
本種と異なり付着器が全縁、円鋸歯状、あるいはいくぶん浅裂する楕円形~棍棒形ではなく縁部が円鋸歯状の楕円形、棍棒形、不規則形
本種よりPDA培地での生長が遅い
本種と異なりSNA培地で胞子を形成しない
ITS+TUB2+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される