2018年7月17日 (仮訳)クコのエンドファイト菌類および韓国新産のColletotrichum属2種の特性 Paul, NC. et al., 2014. Endophytic Fungi from Lycium chinense Mill and Characterization of Two New Korean Records of Colletotrichum. International Journal of Molecular Sciences. Available at: https://www.mdpi.com/1422-0067/15/9/15272/pdf [Accessed July 15, 2018]. 【R3-05311】2018/7/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国忠清南道においてクコの葉および果実から表面殺菌法で分離されたエンドファイトを検討した。 10種の形態学的種を分子同定したところ、全て子嚢菌であった。 クコをColletotrichum fructicolaおよびC. brevisporumの新宿主として報告し、後者を韓国新産種として報告した。 (その他掲載種) Colletotrichum fructicola Prihastuti, L. Cai & K.D. Hyde 【よく似た種との区別】 Colletotrichum siamense 付着器のサイズの範囲が重なる ITS+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子が円筒形鈍頭ではなく紡錘形 本種と異なりコロニーが灰色~暗灰色ではなく帯桃色 本種と異なりリバースが帯黄色~帯桃色 ITS+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Colletotrichum brevisporum Noireung, Phoulivong, L. Cai & K.D. Hyde 【よく似た種との区別】 Colletotrichum cliviae 分生子のサイズの範囲が重なる 付着器のサイズの範囲が重なる ITS+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が円筒形で両端が丸いのではなく円筒形で直線状または屈曲し、末端が鈍頭 本種と異なりコロニーが白色ではなく白色~灰色 ITS+ACT+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される