2022年5月1日 （仮訳）韓国における未記録種、Erioscyphella abnormis Han, J-G. et al., 2021. Erioscyphella abnormis (Lachnaceae: Ascomycota), an unrecorded species in Korea. Journal of Asia-Pacific Biodiversity. Available at: https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S2287884X21000674 [Accessed May 1, 2022] 【R3-09468】2022/5/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 韓国各地で採集されたErioscyphella abnormisを韓国新産種として報告した。 本種は子嚢盤が小型で黄色、帯褐色の毛に覆われることなどで特徴づけられた。 本種との同定は形態形質のほか、分子系統解析の結果からも確かめられた。 （韓国新産種） Erioscyphella abnormis (Montagne) Baral, Šandová & B. Perić ユガミヒナノチャワンタケ 【よく似た種との区別】 Calycina citrina 形態的に類似している（しばしば混同される） 本種と異なり子実体が毛に覆われるという特徴を欠く Lachnum indicum 本種より子嚢盤のサイズが大きい 本種より子嚢盤が暗色 本種より子嚢が長い 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種より毛が暗色 Erioscyphella sclerotii 形態的に類似している（混同のおそれがある） ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり毛の頂部に無色～琥珀色の樹脂状物質を伴う ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される