(仮訳)パラグアイ産Gymnopilus属菌の初の研究
Campi, M. et al., 2021. First contribution to the genus Gymnopilus (Agaricales, Strophariaceae) in Paraguay. Rodriguésia. Available at: https://www.scielo.br/pdf/rod/v72/2175-7860-rod-72-e00752019.pdf [Accessed March 23, 2021] 【R3-08256】2021/3/23投稿

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3行まとめ

パラグアイ産Gymnopilus属菌の肉眼的・顕微鏡的形態、分布、および生態について記述した。
G. imperialisなど5種のパラグアイ新産種を報告した。
これらの種はコルディエラ県、アルト・パラナ県、中央県、パラグアリ県、またはボケローン県で採集された。

(パラグアイ新産種)

Gymnopilus imperialis (Speg.) Singer
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【よく似た種との区別】
Gymnopilus pampeanus
本種と異なりユーカリ林と密接な関係がある
本種と異なり襞が直生~湾生ではなく上生~湾生~直生
本種と異なり柄が円筒形で基部にかけて太まるのではなく円筒形
Gymnopilus rugulosus
子実体ががっしりとしている
担子胞子表面が瘤状
本種と異なり側シスチジアを有する

(パラグアイ新産種)

Gymnopilus lepidotus Hesler
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【よく似た種との区別】
Gymnopilus dilepis(ムラサキチャツムタケ)
形態的に非常に類似している(おそらく同種である)
本種と異なり新熱帯ではなく旧熱帯に分布する

(パラグアイ新産種)

Gymnopilus luteofolius (Peck) Singer
ムラサキスギタケ
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(パラグアイ新産種)

Gymnopilus peliolepis (Speg.) Singer
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【よく似た種との区別】
Gymnopilus purpureosquamulosus
パラグアイに分布する
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり縁シスチジアが顕著な頭状ではなく鈍頭~偽頭状
Gymnopilus palmicola
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種より担子胞子の疣のサイズが大きい

(パラグアイ新産種)

Gymnopilus purpureosquamulosus Høil.
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【よく似た種との区別】
Gymnopilus peliolepis
パラグアイに分布する
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり縁シスチジアが鈍頭~偽頭状ではなく顕著な頭状
Gymnopilus dilepis(ムラサキチャツムタケ)
形態的に類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい