2014年8月12日 （仮訳）イギリスにおいてブドウの炭疽病の原因となる広義のColletotrichum acutatum (Colletotrichum godetiae) の初報告 Baroncelli, R., et al. 2014. First report of Colletotrichum acutatum sensu lato (Colletotrichum godetiae) causing anthracnose on grapevine (Vitis vinifera) in the United Kingdom. New Disease Reports. Available at: http://www.ndrs.org.uk/pdfs/029/NDR_029026.pdf [Accessed August 11, 2014]. 【R3-00996】2014/08/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 2009年にイギリスのカンブリアで葉に壊死性の黒斑と多数の橙色の胞子が生じたブドウを採集し、原因菌をColletotrichum godetiaeと同定した。 病徴および培養性状からは属レベルの同定が可能であったが、さらなる検討のためにITS領域に基づく分子系統解析を行ったところ、分離株がC. godetiaeクレードに含まれることが示された。 本報告は、イギリスにおいてColletotrichum属により引き起こされるブドウの炭疽病の初報告となった。 （その他掲載種） Colletotrichum godetiae Neerg.