2026年4月4日 (仮訳)マツ寄生性キクイムシDendroctonus valensの随伴菌類、およびオフィオストマ目菌類7新種 Marincowitz, S. et al. 2020. Fungal associates of an invasive pine-infesting bark beetle, Dendroctonus valens, including seven new Ophiostomatalean fungi. Persoonia. Available at: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8375344/ [Accessed April 4, 2026] 【R3-13772】2026/4/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 樹皮下キクイムシDendroctonus valensの随伴菌類について形態学的検討および分子系統解析を実施した。 Leptographium属5新種とOphiostoma属2新種を記載した。 以前に未同定とされていたLeptographium属菌とOphiostoma属菌も同定し、このキクイムシに随伴する菌類の既知種数は計32種となった。 USA, California, Sierra Nevada Mountains (新種) Leptographium doddsii Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…Kevin Dodds博士に献名 【よく似た種との区別】 Leptographium gordonii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子のサイズが類似している βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が長楕円形で基部が急に細くなるのではなく楕円形〜円筒形 本種よりコロニーの生長が速い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium owenii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が主に長楕円形ではなく楕円形〜長楕円形 本種より分生子が短い 本種よりコロニーの生長が遅い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium seifertii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子が主に長楕円形 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, New Hampshire, White Mountain National Forest (新種) Leptographium gordonii Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…植物病理学者のTom Gordon教授に献名 【よく似た種との区別】 Leptographium doddsii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子のサイズが類似している βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が楕円形〜円筒形ではなく長楕円形で基部が急に細くなる 本種よりコロニーの生長が遅い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium owenii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子が楕円形〜長楕円形(類似している) βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが小さい 本種よりコロニーの生長が遅い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium seifertii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, California, Sierra Nevada Mountains (新種) Leptographium owenii Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…RTB研究に多大な貢献をしたDon Owen博士に献名 【よく似た種との区別】 Leptographium gordonii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子が楕円形〜長楕円形 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい 本種よりコロニーの生長が速い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium doddsii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が楕円形〜長楕円形ではなく主に長楕円形 本種より分生子が長い 本種よりコロニーの生長が速い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium seifertii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が楕円形〜長楕円形ではなく主に長楕円形 本種より分生子のサイズが大きい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, New Hampshire, White Mountain National Forest (新種) Leptographium seifertii Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…菌類分類学者のKeith Seifert博士に献名 【よく似た種との区別】 Leptographium doddsii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する 分生子が主に長楕円形 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが小さい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium gordonii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが小さい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium owenii 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が主に長楕円形ではなく楕円形〜長楕円形 本種より分生子のサイズが小さい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, California, Sierra Nevada Mountains (新種) Leptographium raffai Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…森林昆虫学者のKen Raffa教授に献名 【よく似た種との区別】 Leptographium olivaceapini シンネマを有する 分生子が楕円形〜円筒形 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium cucullatum シンネマを有する 分生子が楕円形〜円筒形 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium conplurium シンネマを有する 生育適温が25°C コロニーの生長速度が類似している βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Leptographium sylvestris シンネマを有する βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり生育適温が25°Cではなく30°C βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, Washington State, Colville Reservation, Pendleton Canyon (新種) Ophiostoma gilletteae Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…Nancy Gillette博士に献名 【よく似た種との区別】 Ophiostoma adjuncti 米国に分布する 同じDendroctonus valensと関連する MEA培地でのコロニーの形態が類似している 分生子のサイズが類似している βtに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり最適生育温度が25°Cではなく20°C 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なりシンネマを有するのではなく欠く βtに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ophiostoma ips 北米に分布する マツ林に分布する 樹皮下キクイムシに強く関連する βtに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られている βtに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国山西省呂梁市汾陽市拐嶺底村 (新種) Ophiostoma shanziensis Marinc., Z.W. de Beer, M.J. Wingf. 語源…山西産の 【よく似た種との区別】 Ophiostoma floccosum 分生子柄に2型がある βt、EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり有性世代を形成する 本種と異なりシンネマ側面に丸い突出構造を有する 本種と異なり分生子の形態が由来となる分生子柄により異なる 本種より分生子のサイズが大きい βt、EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される