2021年6月24日 (仮訳)ザクセン州、上ルーサティア、ヘルンフートの「ゴッテサッカー」墓地における菌類の多様性 Karich, A., Ullrich, R. & Hofrichter, M. 2021. Fungal Biodiversity at the Graveyard “Gottesacker” in Herrnhut (Upper Lusatia, Saxony). ACC Journal. Available at: https://dspace.tul.cz/handle/15240/160081 [Accessed June 24, 2021] 【R3-08535】2021/6/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドイツ、ザクセン州の墓地において55年間菌類を調査し、特に草地の環境モニタリング対象であるCHEGD (Clavariaceae-Hygrocybe-Entoloma-Geoglossaceae-Dermoloma) 種の多様性について報告した。 稀産種として、ドイツおよびアルプス以北における新産種としてEntoloma brunneosericeum、ザクセン州新産種としてClavaria messapicaをそれぞれ記録した。 また、未記載のEntoloma属の一種を認めたが、新種記載は保留した。 (ドイツ新産種) Entoloma brunneosericeum Noordel., Vila, F. Caball. & E. Suárez (ザクセン州新産種) Clavaria messapica Agnello, Kautmanová & M. Carbone 【よく似た種との区別】 Clavaria incarnata 肉眼的形態が類似している(過去に誤同定されていたと考えられる) 担子胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり子実体が乾燥するとカカオ臭を発するという特徴を欠く 本種より担子胞子の最大長が長い