(仮訳)Fusarium属の新規系統を表す新種Fusarium burgessii
Laurence, MH. et al., 2011. Fusarium burgessii sp. nov. representing a novel lineage in the genus Fusarium. Fungal Diversity. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s13225-011-0093-1 [Accessed August 14, 2019] 【R3-06494】2019/8/14投稿

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3行まとめ

オーストラリアの草地土壌から分離され、仮に”Longreach Yellow”形態型と呼ばれてきた菌を検討し、Fusarium burgessiiとして新種記載した。
本種はポリフィアライドを形成し、モノフィアライドが長く、PDA培地で黄色色素を産生することなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析で、F. beomiformeおよび「形態型B」とともにFusarium属において独自の単系統群を形成した。
Idalia National Park, Queensland, Australia

(新種)

Fusarium burgessii M.H. Laurence, Summerell & E.C.Y. Liew
語源…Lester W. Burgess教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Fusarium beomiforme
オーストラリアに分布する
EF1-α+RPB2およびRPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりパプアニューギニアおよび南アフリカにおける分布が知られている
本種と形態が明らかに異なる
EF1-α+RPB2およびRPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される