(仮訳)台湾産のクロサイワイタケ科の新種、Graphostroma formosanum
Ju, Y-M. et al. 2025. Graphostroma formosanum, a newly described xylariaceous fungus in Taiwan. Fungal Science. Available at: https://mycology.sinica.edu.tw/taiwanmycosoc/FungalScience/FS40(1)009-014.pdf [Accessed January 5, 2026] 【R3-13505】2026/1/5投稿

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3行まとめ

台湾の宜蘭県、高雄市、南投県で採集された菌を検討し、Graphostroma formosanumとして新種記載した。
本種はG. platystomaに類似するが、亜熱帯に分布し、孔口がより狭く、子囊胞子がより小さく、分生子がより大きい点などで異なっていた。
ITS配列に基づく分子系統解析では、本種はG. platystomaおよび他のGraphostroma属菌と異なる独自の系統を形成した。
台湾宜蘭県員山郷福山

(新種)

Graphostroma formosanum Y.-M. Ju & H.-M.Hsieh
語源…台湾の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Graphostroma platystoma
主要な形態形質を共有する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり台湾の亜熱帯域ではなく北米ロッキー山脈以東およびヨーロッパの温帯域に分布する
本種より孔口の開口部のサイズが大きい
本種と異なり子嚢の先端リングが微かにアミロイドではなく非アミロイドまたは稀に微かにアミロイド
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが小さい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Graphostroma guizhouense
東アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり台湾ではなく中国などに分布する
本種と異なり培養下でNodulisporium型アナモルフを形成するという特徴を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される