2016年6月11日 （仮訳）移入種および在来種の大型菌類の生息環境としての植物園温室：ポーランドにおけるケーススタディ Szczepkowski, A., Gierczyk, B. & Kujawa, A., 2014. Greenhouses of botanical gardens as a habitat of alien and native macrofungi: a case study in Poland. Central European Journal of Biology. Available at: http://www.degruyter.com/view/j/biol.2014.9.issue-8/s11535-014-0310-5/s11535-014-0310-5.xml [Accessed June 11, 2016]. 【R3-03008】2016/06/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ポーランド、ワルシャワの植物園の温室に発生した大型菌類を調査し、16種を認めた（うち半数がキツネノカラカサ類）。 そのうちAgaricus subrufescens、Leucocoprinus heinemannii、およびMarasmius teplicensisの3種をポーランド新産種として報告した。 中欧4ヶ国の5つの植物園における調査結果を比較し、正準対応分析により、種多様性に最も影響する要因が温室の面積であることを示した。 （ポーランド新産種） Agaricus subrufescens Peck （ポーランド新産種） Leucocoprinus heinemannii Migl. （ポーランド新産種） Marasmius teplicensis Antonín & Skála （その他掲載種） Agaricus xanthoderma Genev. （その他掲載種） Asterostroma cervicolor (Berk. & M.A. Curtis) Massee ホシゲタケ （その他掲載種） Chlorophyllum brunneum (Farl. & Burt) Vellinga （その他掲載種） Chlorophyllum rachodes (Vittad.) Vellinga （その他掲載種） Coprinellus truncorum (Scop.) Redhead, Vilgalys & Moncalvo キララタケモドキ （その他掲載種） Cystolepiota fumosifolia (Murrill) Vellinga （その他掲載種） Henningsomyces candidus (Pers.) Kuntze パイプタケ （その他掲載種） Lepiota lilacea Bres. （その他掲載種） Leucocoprinus birnbaumii (Corda) Singer コガネキヌカラカサタケ （その他掲載種） Leucocoprinus cepistipes (Sowerby) Pat. キヌカラカサタケ （その他掲載種） Leucocoprinus straminellus (Bagl.) Narducci & Caroti （その他掲載種） Limacella cf. glioderma (Fr.) Maire 【よく似た種との区別】 Limacella illinita（シロヌメリカラカサタケ） 本種ほど子実体が暗色でない 本種と異なり柄が比較的短いという特徴を欠く 本種と異なり柄表面が帯赤色のパッチおよび鱗片に覆われるという特徴を欠く 本種と異なりつばを有する 本種より担子胞子が長い （その他掲載種） Mycenella lasiosperma (Bres.) Singer （その他掲載種） Trechispora farinacea (Pers.) Liberta トゲミノコウヤクタケ