(仮訳)形態および系統解析に基づくCastanopsis carlesiiの堅果腐敗性病原菌の同定
Li, Y. et al. 2025. Identification of the Nut Rot Pathogen Affecting Castanopsis carlesii Based on Morphological and Phylogenetic Analyses. Forests. Available at: https://www.mdpi.com/1999-4907/16/4/627 [Accessed April 9, 2025] 【R3-12689】2025/4/9投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

中国福建省において腐敗したCastanopsis carlesiiの堅果に発生した菌を検討し、Gnomoniopsis flavaとして新種記載した。
本種は同じく中国に分布し、ブナ科植物を宿主とする5種よりも分生子形成細胞や分生子のサイズが小さいことなどで特徴づけられた。
接種試験により、本種が宿主果実の腐敗病の病原菌であることを確かめた。
中国福建省竜岩市長汀県汀州鎮

(新種)

Gnomoniopsis flava Ning Jiang
語源…黄色の(分生子塊の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gnomoniopsis daii
中国に分布する
同じブナ科植物を宿主とする
同じ堅果に生じる
分生子形成細胞のサイズが類似している
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりCastanopsis carlesiiではなくCastanea mollissimaQuercus alienaなどを宿主とする
本種と異なり葉の斑点からも分離される
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gnomoniopsis mengyinensis
中国に分布する
同じブナ科植物を宿主とする
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりCastanopsis carlesiiではなくCastanea mollissimaなどを宿主とする
本種と異なり堅果ではなく葉などに生じる
本種より分生子形成細胞が短い
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gnomoniopsis silvicola
中国に分布する
同じブナ科植物を宿主とする
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりCastanopsis hystrixQuercus serrataなど様々なブナ科植物を宿主とする
本種と異なり堅果ではなく葉などに生じる
本種より分生子形成細胞が短い
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gnomoniopsis diaoluoshanensis
中国に分布する
同じシイ属植物を宿主とする
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりCastanopsis carlesiiではなくC. chinensisなどを宿主とする
本種と異なり堅果ではなく葉などに生じる
本種より分生子形成細胞が短い
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gnomoniopsis yunnanensis
中国に分布する
同じブナ科植物を宿主とする
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりCastanopsis carlesiiではなくCastanea mollissimaなどを宿主とする
本種と異なり堅果ではなく葉などに生じる
本種より分生子形成細胞の幅が狭い
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される