2014年5月2日 (仮訳)択捉島と国後島で採集されたアセタケ属菌 Kobayashi, T. & Terashima, Y., 2014. Inocybe (Agaricales, Inocybaceae) Collected in the Islands of Iturup and Kunashir. 北海道大学総合博物館研究報告. …. Available at: http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/55192 [Accessed May 1, 2014]. 【R3-00672】2014/05/02投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 2012年に択捉島と国後島で採集されたアセタケ属菌を、北方四島における新記録として報告した。 Inocybe maculipes、I. splendens var. splendens、I. taxocystis、I. intricata var. pallidistipataの4分類群を報告した。 節の所属はそれぞれTardae、Splendentes、Inocybe、Marginatae節であった。 (北方四島新産種) Inocybe maculipes J. Favre カワイトマヤタケ 【よく似た種との区別】 Inocybe ovoidea(タマゴトマヤタケ) 北海道に分布する 本種より子実体のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種よりメチュロイドの幅が狭い (北方四島新産種) Inocybe splendens var. splendens R. Heim コウタクトマヤタケ (北方四島新産種) Inocybe taxocystis (J. Favre) R. Singer ユウバリトマヤタケ 【よく似た種との区別】 Inocybe napiformis(キュウコントマヤタケ) 本種と異なり柄の基部がカブのように膨大する 本種より側シスチジアが厚壁 本種と異なり幅が狭いタイプの縁シスチジアを持つ 本種と異なり傘表皮が平行菌糸被ではなく糸状被 (北方四島新産種) Inocybe intricata var. pallidistipata Grund & Stuntz クナシリトマヤタケ 【よく似た種との区別】 Inocybe vulpina 本種と異なり担子胞子に正方形の瘤を持つ 本種より側シスチジアが薄壁 本種と異なり柄シスチジアが柄の頂部にしか分布しない