2020年4月29日 (仮訳)マッサリア科の新属、Massarioramusculicola Huanraluek, N. et al., 2018. Introducing Massarioramusculicola, a novel genus in Massariaceae. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.371.1.2 [Accessed April 28, 2020] 【R3-07270】2020/4/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、チエンラーイ県において枯れ枝に生じた菌を検討し、新属新種Massarioramusculicols chiangraiensisとして記載した。 本種は分子系統解析でマッサリア科の系統に含まれ、同科の他2属とは形態的に異なっていた。 本科の属レベルの検索表を掲載した。 Thailand, Chiang Rai Province, Mueang District (新種) Massarioramusculicola chiangraiensis Huanraluek., Thambugala & Hyde 語源…(属名)マッサリア科の枝に生息する/(種小名)チエンラーイ産の 【よく似た種との区別】 Neomassaria spp. 枯れ枝に生じる 子嚢殻殻壁が多角菌糸組織からなる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイではなくイタリアなどに分布する 本種と異なり子嚢殻殻壁が2層ではなく1層からなる 本種と異なり子嚢殻殻壁の細胞が無色~暗褐色ではなく淡褐色 本種と異なり子囊果内菌糸系が稀に分枝するのではなく時に分枝する 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく1 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される