2017年10月17日 (仮訳)深刻な葉の病害を引き起こすKirramyces destructansに近縁な、オーストラリア熱帯域産の新種のユーカリの病原菌、Kirramyces viscidus Andlic, V. et al., 2007. Kirramyces viscidus sp. nov., a new eucalypt pathogen from tropical Australia closely related to the serious leaf pathogen, Kirramyces destructans. Australasian Plant Pathology. Available at: https://link.springer.com/article/10.1071/AP07054 [Accessed October 17, 2017]. 【R3-04491】2017/10/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、クイーンズランド州においてユーカリに病害を引き起こした菌を検討し、Kirramyces viscidusとして新種記載した。 本種は同じくユーカリの病原菌であるK. destructansに近縁で、類似の病徴を引き起こした。 本種は近縁種と異なり、分生子に強い疎水性および粘性を有することなどで特徴づけられ、培養下では厚壁胞子様の構造を生じるシンアナモルフを形成した。 Mareeba, Atherton Tableland, Queensland, Australia (新種) Kirramyces viscidus Andjic, Barber & T.I. Burgess 語源…粘性の(分生子表面の性状から) 【よく似た種との区別】 Kirramyces destructans 同じユーカリ属植物を宿主とする 葉の病徴が非常に類似している 分生子殻の形態が類似している 分生子のサイズが類似している 分生子の色が類似している 分生子の形状が類似している 分生子の隔壁数が類似している ITS2、EF1-α、β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなく中国、インドネシア、ベトナム、タイなどに分布する 本種と異なりEucalyptus urophylla、E. camaldulensisなどを宿主とする 本種と異なり分生子に粘性を有するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が極めて強い疎水性を示すという特徴を欠く 本種と異なり分生子の隔壁数が0-3ではなく1-3 本種と異なり培養下で厚壁胞子様の構造を形成するシンアナモルフを形成しない ITS2、EF1-α、β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Kirramyces eucalypti オーストラリアに分布する 同じユーカリ属植物を宿主とする 葉の病徴が非常に類似している 分生子殻の形態が類似している 培養下での分生子のサイズが葉に生じた時より短い 分生子のサイズが類似している 分生子の色が類似している 分生子の形状が類似している 分生子の隔壁数が0-3 ITS2、EF1-α、β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりニュージーランドへの移入が知られている 本種と異なりEucalyptus nitensなどを宿主とする 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子に粘性を有するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が極めて強い疎水性を示すという特徴を欠く ITS2、EF1-α、β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される