(仮訳)ヨーロッパ産のシロヒナノチャワンタケ科の稀な2種、新種Lachnum callunaeおよびヨーロッパ新産種L. spartinae
Baral, H-O. et al. 2025. Lachnum callunae sp. nov. and L. spartinae new for Europe, two rare species of Lachnaceae (Helotiales). Boletus. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Boletus_46_0061-0082.pdf [Accessed June 25, 2025] 【R3-12919】2025/6/25投稿

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3行まとめ

ドイツとフランスにおいて主にCalluna vulgarisの枯死茎上に発生した菌を検討し、Lachnum callunaeとして新種記載した。
本種はL. virgineumに類似するが乾燥耐性が高く、子嚢胞子が顕著に大きく、側糸や托外被層の形態も異なっていた。
また、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の湿地からヨーロッパ新産種としてL. spartinaeを報告した。
France, Lozère, Altier, Font du Dentail

(新種)

Lachnum callunae Baral, M. Reul, T. Richter & Y. Mourgues
語源…Calluna属の
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【よく似た種との区別】
Lachnum virgineum(シロヒナノチャワンタケ)
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢のサイズが顕著に小さい
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が過熟時に1のことがある
本種より側糸が突出する
本種より側糸の幅が広い
本種と異なり托外被層がゼラチン化するという特徴を欠く
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(ヨーロッパ、ドイツ新産種)

Lachnum spartinae S.A. Cantrell
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【よく似た種との区別】
Lachnum controversum
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢盤のサイズが小さい
本種と異なり子嚢盤が成熟すると(帯桃)赤褐色になる
本種より側糸の幅が広い
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lachnum imbecille
本種より子嚢のサイズが大きい
本種と異なり子嚢に真のアミロイドの先端リングを有する
本種より子嚢胞子のサイズがずっと長く幅広い
本種より側糸が突出する