2020年3月23日 (仮訳)スロバキア産のUvidi節の新種、Lactarius hrdovensis Škubla, P. 2006. Lactarius hrdovensis, a new species of section Uvidi from Slovakia. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cm/CM58104.pdf [Accessed March 23, 2020] 【R3-07160】2020/3/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スロバキアにおいてミズゴケの間に生じた菌を検討し、Lactarius hrdovensisとして新種記載した。 本種は子実体が明紫色で傘に顕著な乳頭状の中丘を有し、乳液が類白色~黄色であることなどで特徴づけられた。 本種はUvidi節に含まれ、同節他種とは肉眼的形質が明らかに異なっていた。 Slovakia, Montes Západné Tatry, Pribylina (distr. Liptovský Mikuláš), Hrdovo (新種) Lactarius hrdovensis Škubla 語源…Hrdovo産の 【よく似た種との区別】 Lactarius brunneoviolaceus 同じUvidi節に含まれる ヤナギ属樹木と関係を持つ 担子胞子の遠位が顕著なアミロイドである 本種と異なり山麓ではなく北極圏および高山帯などに分布する 本種と異なり傘が黄褐色、帯褐紫色、暗紫色 本種と異なり傘に黄褐色~帯褐色の斑点を欠く 本種と異なり傘に顕著な乳頭状の中丘を有するのではなく時にいくぶん中高になるのみである 本種と異なり襞の縁部が同色 本種と異なり襞に黄褐色~帯褐色の斑点を欠く 本種より柄のサイズが小さい 本種と異なり柄が類白色~淡クリーム色または帯灰色で黄褐色~帯褐色の斑点を欠く 本種と異なり側マクロシスチジアが豊富ではなくかなり乏しい