2026年2月17日 (仮訳)小笠原諸島父島産の絶滅菌Phillipsia stramineaのレクトタイプ指定 Tochihara, Y., Kobayashi, T. & Shutoh, K. 2026. Lectotypification of Phillipsia straminea (Sarcoscyphaceae, Ascomycota), an extinct fungus from Chichijima Island, Ogasawara Islands. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.741.1.4 [Accessed February 17, 2026] 【R3-13634】2026/2/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 1937年に小笠原諸島の父島から記載された後、再発見されていない絶滅種Phillipsia stramineaについて、北海道大学博物館菌類ハーバリウムから原記載に対応する標本2点を発見しレクトタイプ標本に指定した。 子嚢胞子を光学顕微鏡およびSEMで再検討したところ、顕著な縦方向の条線が認められた。 本種は子実層面が藁黄色であること、子嚢が8胞子性であること、子嚢胞子のサイズおよび表面構造などにより、黄色子実層面を有する同属他種との区別が支持された。 (その他掲載種) Phillipsia straminea S. Ito & S. Imai ネッタイキチャワンタケ 【よく似た種との区別】 Phillipsia domingensis(ニクアツベニサラタケ) 小笠原諸島に分布する 森林に生息する 子嚢胞子にOMおよびSEM観察下で顕著な縦方向の細い条線装飾を認める 本種と異なり子実層が藁黄色ではなく紫色~桃色 Phillipsia lutea 子実層面が黄色 本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく4胞子性 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Phillipsia brasiliensis 子実層面が黄色 本種より子嚢胞子のサイズが小さい Phillipsia dochmia 子実層面が黄色 子嚢胞子のサイズがほぼ同一である 本種と異なり子嚢胞子表面がOM観察下で顕著な縦方向の畝状ではなく平滑または僅かに皺状 Phillipsia rugospora 子実層面が黄色 子嚢胞子のサイズがほぼ同一である 本種と異なり子嚢胞子表面がOM観察下で顕著な縦方向の畝状ではなく平滑または僅かに皺状