2016年8月22日 (仮訳)韓国の地衣類相へのLeiorreuma exaltatumおよびTrapelia coarctataの追加 Joshi, S. et al., 2013. Leiorreuma exaltatum and Trapelia coarctata, new to Korean lichen flora. Available at: http://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2013.41.1.56&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed August 21, 2016]. 【R3-03222】2016/08/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国、済州島の温帯湿潤林において採集されたLeiorreuma exaltatumおよびTrapelia coarctataを韓国新産種として報告した。 前者は樹皮上に生じ、先行研究の記載よりも子嚢胞子が比較的大型かつ細胞数が多かった。 後者は火山岩のコケの間に生じ、地衣体の色および子器の類似する同属他種とは地衣体の形態および粉芽塊の有無が異なっていた。 (韓国新産種) Leiorreuma exaltatum (Mont. & Bosch) Staiger ヘリトリモジゴケ 【よく似た種との区別】 Leiorreuma yakushimensis 子嚢胞子のサイズが類似している 本種より子嚢胞子のサイズが大きい (韓国新産種) Trapelia coarctata (Turner ex Sm.) M. Choisy 【よく似た種との区別】 Trapelia glebulosa 地衣体が白色~帯桃色 子器の形質が類似している 本種と異なり地衣体が”effigurate”な類小鱗片状でない Trapelia placoidioides 地衣体が白色~帯桃色 子器の形質が類似している 本種と異なり粉芽塊を欠く