2026年4月11日 (仮訳)サクラタデ上に精子・さび胞子世代を形成するPuccinia属菌の生活環 Yamaoka, Y. et al. 2026. Life cycle of Puccinia species producing spermogonial and aecial stages on Persicaria odorata subsp. conspicua. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/advpub/0/advpub_MYC697/_article [Accessed April 11, 2026] 【R3-13793】2026/4/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 茨城県霞ヶ浦のヨシ群落で採集されたさび菌について、サクラタデ上の精子・さび胞子世代と、ヨシ上の夏胞子・冬胞子世代が同種であることを接種試験により示した。 タイプ標本との比較を含む形態観察により、本種をPuccinia abeiと同定した。 分子系統解析で本種はP. phragmitis、P. okatamaensis、P. magnusianaと明瞭に区別される独自の系統を形成した。 (その他掲載種) Puccinia abei Hiratsuka 【よく似た種との区別】 Puccinia trabutii アジアに分布する 形態的に類似している(同種とされていた) 冬胞子の形態が非常に類似している 本種と異なり日本ではなく北アフリカ、旧ソ連南部、パキスタンなどに分布する 本種と異なり夏胞子堆が稈のみではなく葉の両面および葉鞘にも形成される 本種より夏胞子が厚壁 本種と異なり夏胞子の発芽孔が6–8個散在するのではなく3個が赤道面に位置する 本種と異なり冬胞子堆が稈のみではなく葉の両面および葉鞘にも形成される 本種と異なり冬胞子の壁が頂部でのみ僅かに肥厚するが全体的に壁厚が一様なのではなく、頂部が側部よりも明らかに厚い Puccinia phragmitis 日本に分布する さび胞子世代の宿主が同じタデ科である さび胞子のサイズが識別不能なほど類似している さび胞子の形状が識別不能なほど類似している さび胞子の表面構造が識別不能なほど類似している 護膜細胞の表面構造が識別不能なほど類似している ITS2+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりさび胞子世代の宿主がタデ属ではなくスイバ属である 本種と異なり宿主範囲が広い 本種と異なり夏胞子が厚壁である 本種と異なり夏胞子の発芽孔が散在するのではなく赤道面に位置する 本種と異なり冬胞子堆が稈のみに著しく長く形成されるのではなく葉の両面に形成される 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子の柄が短い ITS2+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される