2017年12月6日 （仮訳）エジプトにおいて淡水環境に産した分生子果不完全菌の新属新種、Lolia aquatica Abdel-Aziz, FA. & Abdel-Wahab, MA., 2016. Lolia aquatica gen. et sp. nov. (Lindgomycetaceae, Pleosporales), a new coelomycete from freshwater habitats in Egypt. Myxotaxon. ingentaconnect.com. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000114/00000001/art00006 [Accessed December 5, 2017]. 【R3-04640】2017/12/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ エジプトのナイル川および灌漑用水において沈んだ材に発生した分生子果不完全菌の一種を検討し、新属新種Lolia aquaticaとして記載した。 本種は分生子層が真珠白色でゼラチン質、分生子の基部に1本、次端部に3-5本の付属糸を有することなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析ではプレオスポラ目リンドゴマイセス科クレードにおいて独自の系統を形成した。 Egypt, Sohag, El Balyana city （新種） Lolia aquatica Abdel-Aziz & Abdel-Wahab 語源…（属名）アラビア語で「真珠」を意味する語より（分生子果の色から）/（種小名）水生の 【よく似た種との区別】 Massariosphaeria typhicola nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Chaetospermum spp. 分生子果が真珠白色 分生子が無色 分生子にタイプA付属糸を有する 分生子が単細胞である 分生子果の壁が高度にゼラチン化する 分生子果の壁が絡み合い菌糸組織からなる 本種と異なり分生子果が分生子層ではなく子座状の分生子殻である 本種と異なり分生子の付属糸の数が次端部3-5本、基部1本なのではなく両端3-6本 Giulia spp. 分生子が無色 分生子が単細胞である 本種と異なり子嚢菌ではなく担子菌である 本種と異なり分生子果が分生子層ではなく分生子殻である 本種と異なり分生子果が真珠白色ではなく暗褐色～黒色 本種と異なり分生子頂部にタイプD付属糸を有する Mycotribulus spp. 分生子果を形成する 分生子が無色 分生子が単細胞である 本種と異なり子嚢菌ではなく担子菌である 本種と異なり分生子果が分生子層ではなく分生子殻である 本種と異なり分生子果が真珠白色ではなく褐色 本種と異なり分生子の両端にタイプA付属糸を有する 本種と異なり側糸が糸状