2015年9月16日 (仮訳)インド産のスッポンタケ類の新種、Lysurus habungianus Gogoi, G. & Parkash, V., 2015. Lysurus habungianus sp. nov. (Phallaceae) – A new stinkhorn fungus from India. Current Research in Environmental & Applied Mycology. … Available at: http://www.creamjournal.org/PDFs/Cream_5_3_7.pdf [Accessed September 15, 2015]. 【R3-02198】2015/09/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、アッサム州の草地に発生した腹菌の一種を検討し、Lysurus habungianusとして新種記載した。 本種は頭部が格子状球形で、腕に不稔の刺状の構造を有していることなどで特徴づけられた。 形態データを用いてUPGMA法による系統解析を行ったところ、本種はL. periphragmoidesとクラスターを形成した。 India, Assam, Jorhat District, Habungia village (新種) Lysurus habungianus G. Gogoi & V. Parkash 語源…Habungia(村)の 【よく似た種との区別】 Lysurus mokusin(ツマミタケ) 菌蕾のサイズの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる 担子胞子が平滑 本種と異なりインドではなく他の各国に分布する 本種より子実体の丈が高い 本種より子実体の幅が狭い 本種と異なり菌蕾が白色~褐色ではなく白色 本種より頭部のサイズが小さい 本種と異なり頭部が格子状球形ではなく多角形 本種より柄が長い 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり柄が円筒形ではなく多角形 本種と異なり柄が4-6つの腕からなる 本種と異なり柄が白色~クリーム色ではなく白色、桃色、赤色 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形ではなく円筒形 形態データに基づく樹形図で異なる系統を形成する Lysurus cruciatus 柄が円筒形 柄が中空 柄が単一 担子胞子が楕円形~長楕円形 担子胞子が平滑 本種と異なりインドのみではなくヨーロッパ、ブラジルなどにも分布する 本種より子実体の幅が狭い 本種より菌蕾のサイズが大きい 本種と異なり菌蕾が白色~褐色ではなく白色 本種より頭部のサイズが小さい 本種と異なり格子状球形の頭部を有するのではなく繋がらない4-7本の腕を有する 本種より柄が長い 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり柄が白色~クリーム色ではなく白色~黄色 本種より担子胞子のサイズが小さい 形態データに基づく樹形図で異なる系統を形成する Lysurus gardneri(ツクシタケ) インドに分布する 柄が円筒形 柄が中空 柄が単一 担子胞子が平滑 本種と異なりインドのみではなくヨーロッパなどにも分布する 本種より子実体の丈が高い 本種より子実体の幅が狭い 本種より菌蕾のサイズが大きい 本種と異なり菌蕾が白色~褐色ではなく白色 本種より頭部のサイズが小さい 本種と異なり格子状球形の頭部を有するのではなく4-6本の腕が頂部で結合する 本種より柄が長い 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり柄が白色~クリーム色ではなく白色 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形ではなく楕円形 形態データに基づく樹形図で異なる系統を形成する Lysurus periphragmoides(キアミズキンタケ) インドに分布する 頭部のサイズの範囲が重なる 頭部が格子状球形 柄が円筒形 柄が中空 柄が単一 担子胞子が楕円形~長楕円形 担子胞子が平滑 形態データに基づく樹形図でクラスターを形成する 本種と異なりインドのみではなくブラジルなどにも分布する 本種より子実体の丈が高い 本種より菌蕾のサイズが大きい 本種と異なり菌蕾が白色~褐色ではなく白色~黄褐色 本種と異なり頭部が常に褐色なのではなく通常黄色~赤色 本種と異なり頭部の上側に不稔の刺状の構造を有するという特徴を欠く 本種より柄が長い 本種と異なり柄が白色~クリーム色ではなく橙色~帯赤色 本種より担子胞子のサイズが小さい