2020年10月15日 (仮訳)ブラジルにおいてPera属植物に生じたさび菌の新種Maravalia perae de Carvalho, AA. Jr. & Hennen, JF. 2009. Maravalia perae, a new species of rust fungus on Pera from Brazil. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.3852/08-154 [Accessed October 15, 2020] 【R3-07779】2020/10/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルにおいてPera属の一種に生じたさび菌の一種を検討し、Maravalia peraeとして新種記載した。 本種はタイプ5精子器を有し、さび胞子と夏胞子は非対称の倒卵状~楕円形で赤道面に3(–4)つの発芽孔を有し、冬胞子は頂部が厚壁であった。 全Maravalia属菌の検索表を掲載した。 Brazil, Goiás, 15 km Caldas Novas (新種) Maravalia perae A.A. Carvalho & J.F. Hennen 語源…Pera属の 【よく似た種との区別】 Maravalia kevorkianii タイプ5精子器を有する 本種と異なりトウダイグサ科ではなくアカテツ科植物などを宿主とする 本種と異なりさび胞子が非対称の狭倒卵状~楕円形ではなく倒卵状、楕円形~三角形 本種と異なりさび胞子の壁厚がいくぶん同質 本種と異なりさび胞子の発芽孔の位置が赤道面ではなくへその周辺である 本種と異なりさび胞子の発芽孔の数が3(-4)ではなく2 本種と異なり夏胞子が非対称の狭倒卵状~楕円形ではなく倒卵状、楕円形~三角形 本種と異なり夏胞子の壁厚がいくぶん同質 本種と異なり夏胞子の発芽孔の位置が赤道面ではなくへその周辺である 本種と異なり夏胞子の発芽孔の数が3(-4)ではなく2 本種と異なり冬胞子頂部の壁が厚壁ではなく一様に薄壁 Maravalia sebastianiae 同じトウダイグサ科植物を宿主とする 本種と異なりPera属ではなくSebastiania属植物などに生じる 本種と異なり精子器が知られていない 本種と異なりさび胞子堆が知られていない 本種より夏胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子の発芽孔周囲が厚壁でない