(仮訳)イラン産のナガバギシギシを宿主とする新種Microcyclospora rumicis
Arzanlou, M. & Bakhshi, M., 2011. Microcyclospora rumicis, a new species on Rumex crispus from Iran. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000118/00000001/art00020 [Accessed July 25, 2015].
【R3-02042】2015/07/26投稿

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3行まとめ

イランにおいてナガバギシギシの葉に発生した菌を検討し、Microcyclospora rumicisとして新種記載した。
本種はMEA培地でもOA培地でも生長が遅く、全ての培地で盛んなミクロサイクリック分生子形成が認められた。
本種は同属の既知種3種とは厚壁胞子の形態などが異なっていた。
Iran, Guilan, Talesh

(新種)

Microcyclospora rumicis Arzanlou & Bakhshi
語源…スイバ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Microcyclospora malicola
宿主に対する病原性が知られている
本種と異なりスイバ属ではなくリンゴ類を宿主とする
本種と異なり宿主の葉ではなく果実に発生する
本種と異なり節間生の厚壁胞子を欠く
Microcyclospora pomicola
宿主に対する病原性が知られている
本種と異なりスイバ属ではなくリンゴ類を宿主とする
本種と異なり宿主の葉ではなく果実に発生する
本種と異なり節間生の厚壁胞子を欠く
Microcyclospora tardicrescens
宿主に対する病原性が知られている
節間生の厚壁胞子を形成する
コロニーの生長が遅い
本種と異なりスイバ属ではなくリンゴ類を宿主とする
本種と異なり宿主の葉ではなく果実に発生する
本種より厚壁胞子が短い