2018年7月1日 (仮訳)ポルトガル産微小菌類:新種Minimelanolocus manifestusおよび新組み合わせVermiculariopsiella pediculata Hernández-Restrepo, M. et al., 2012. Microfungi from Portugal: Minimelanolocus manifestus sp. nov. and Vermiculariopsiella pediculata comb. nov. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Marc_Stadler2/publication/249315842_Microfungi_from_Portugal_Minimelanolocus_manifestus_sp_nov_and_Vermiculariopsiella_pediculata_comb_nov/links/0f31753bf7830e88a0000000.pdf [Accessed July 1, 2018]. 【R3-05266】2018/7/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポルトガルにおいて腐朽葉に生じたアナモルフ菌の一種を検討し、Minimelanolocus manifestusとして新種記載した。 本種は分生子形成細胞がシンポジオ状で、分生子が淡褐色の中央細胞およびほぼ無色の末端細胞からなる舟形で、(2-)3隔壁を有することなどで特徴づけられた。 また、分生子形成様式の類似性などを根拠に、Gyrothrix pediculataをVermiculariopsiella属に移した。 Portugal, Minho province, ‘Lagoas de Bertiandos’ (新種) Minimelanolocus manifestus Hern.-Rest., R.F. Castañeda, Gené & Guarro 語源…明らかな 【よく似た種との区別】 Minimelanolocus linderae 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が類紡錘形、舟形、または類長楕円形で先細りになりいくぶん尖るのではなく楕円形または円筒形 本種と異なり分生子の隔壁数が(2-)3ではなくほとんどの場合4で稀に3 Minimelanolocus navicularis 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が中央細胞で褐色~暗褐色、末端細胞でほぼ無色 本種と異なり分生子が類紡錘形、舟形、または類長楕円形で先細りになりいくぶん尖るのではなく舟形~類菱形 本種と異なり分生子の隔壁数が(2-)3ではなく(2–)3(–5) (新組み合わせ) Vermiculariopsiella pediculata (J.L. Cunn.) Hern.-Rest., R.F. Castañeda, Gené & Guarro 旧名:Gyrothrix pediculata J.L. Cunn.