(仮訳)Phyllanthus reticulatusに生じた新種Microidium phyllanthi-reticulati
Meeboon, J. & Takamatsu, S. 2017. Microidium phyllanthi-reticulati sp. nov. on Phyllanthus reticulatus. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2017/00000132/00000002/art00007 [Accessed April 19, 2021] 【R3-08333】2021/4/18投稿

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3行まとめ

タイにおいてPhyllanthus reticulatusを宿主とするうどんこ病菌の一種を検討し、Microidium phyllanthi-reticulatiとして新種記載した。
本種はOidium phyllanthiの非合法名で記載されていた。
本種は葉の両面に生じ、分生子柄の脚細胞が長くてねじれ、分生子が樽形~円筒形であることなどで特徴づけられた。
Thailand, Chiang Mai province, Chiang Mai University

(新種)

Microidium phyllanthi-reticulati Meeboon & S. Takam.
語源…Phyllanthus reticulatus
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Microidium phyllanthi
タイに分布する
同じコミカンソウ属植物を宿主とする
分生子柄の脚細胞基部がねじれる
本種と異なりガーナ、モーリシャス、インド、インドネシア、スリランカ、台湾における分布が知られている
本種と異なりPhyllanthus reticulatusではなくP. amarusP. acidusなどを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が短い
本種より分生子のサイズが大きい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Microidium agatidis
アジアに分布する
本種と異なりコミカンソウ属ではなくツノクサネム属植物などを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が短い
本種と異なり分生子柄の脚細胞がねじれるのではなく直線状
Microidium bauhiniicola
本種と異なりタイではなく南米などに分布する
本種と異なりコミカンソウ属ではなくソシンカ属植物などを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が短い
本種と異なり分生子柄の脚細胞がねじれるのではなく直線状