2026年2月18日 (仮訳)多遺伝子系統解析および形態形質に基づく中国南部産の新属新種、Dextrinoporus aquaticusの発見 Yuan, HS. & Qin, WM. 2018. Multiple genes phylogeny and morphological characters reveal Dextrinoporus aquaticus gen. et sp. nov. (Polyporales, Basidiomycota) from southern China. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-018-1392-7 [Accessed February 18, 2026] 【R3-13636】2026/2/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国、広西チワン族自治区で採集された多孔菌の一種を検討し、新属新種Dextrinoporus aquaticusとして記載した。 本種は子実体が一年生で有柄、担子胞子が広楕円形、樹枝状糸状体を有し、1菌糸型で生殖菌糸がデキストリノイド、シアノフィリックであることなどで特徴づけられた。 本種は4遺伝子領域に基づく分子系統解析において独自の系統を形成し、Lopharia cinerascensおよびDentocorticium sulphurellumのクレードに近縁であった。 中国広西チワン族自治区金秀県大瑤山自然保護区 (新種) Dextrinoporus aquaticus H.S. Yuan 語源…(属名)デキストリノイドの多孔菌(実質菌糸の呈色反応から)/(種小名)水っぽい(新鮮時の子実体の質感から) 【よく似た種との区別】 Spongipellis spumeus 子実体が淡色 子実体が扁平 肉が層状 担子胞子が広楕円形 菌糸構成が1菌糸型 生殖菌糸が僅かに厚壁 ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり亜熱帯~熱帯ではなく温帯に分布する 本種と異なり担子胞子が薄壁でない 本種と異なり生殖菌糸がデキストリノイドでない 本種と異なり樹枝状糸状体を有するのではなく欠く ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tyromyces chioneus(オシロイタケ) 子実体上面がクリーム色~藁色 子実体が扁平 本種と異なり担子胞子が広楕円形ではなく円筒形 本種と異なりシスチジオールを欠くのではなく有する 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 Oligoporus tephroleucus 子実体が一年生 子実体が無柄 菌糸構成が1菌糸型 肉の菌糸が薄壁~やや厚壁 本種と異なり白色腐朽ではなく褐色腐朽を引き起こす 本種と異なり担子胞子が広楕円形ではなく円筒形~僅かに屈曲する 本種と異なり樹枝状糸状体を有するのではなく欠く Trametes suaveolens(シロアミタケ) 子実体の色が類似している 子実体の形状が類似している ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 ×本種と異なり子実体の質感が新鮮時水っぽく柔らかいのではなく強靭である 本種と異なり担子胞子が広楕円形ではなく円筒形 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく3菌糸型 ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lopharia cinerascens(クシノハシワタケ) ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面がコウヤクタケ型 ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Dentocorticium sulphurellum(キイロコメバタケ) ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面がコウヤクタケ型 ITS+nrLSU+rpb2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される