(仮訳)台湾においてGordonia axillarisに生じた新種、Muribasidiospora gordoniae
Hsieh, H-J., Fu, C-H. & Shih, H-H., 2008. Muribasidiospora gordoniae sp. nov. occurring on Gordonia axillaris in Taiwan. Botanical Studies. Available at: http://ejournal.sinica.edu.tw/bbas/content/2008/3/Bot493-09.pdf [Accessed November 3, 2016].
【R3-03443】2016/11/03投稿

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3行まとめ

台湾においてタイワンツバキに”red leaf spot”病を引き起こした病原菌を検討し、Muribasidiospora gordoniaeとして新種記載した。
本種の形態はMuribasidiospora属の典型に一致したが、同属他種とは宿主や担子器基部の細胞壁が厚い点などが異なっていた。
ITS領域の塩基配列に基づき、本種がモチビョウキン属の特にツバキ属植物を宿主とする種に近縁であることが示唆された。
台湾台中市鞍馬山

(新種)

Muribasidiospora gordoniae H.H. Shih, H.J. Hsieh & C.H. Fu
語源…タイワンツバキ属の
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【よく似た種との区別】
Muribasidiospora hesperidium
本種より担子胞子のサイズが大きい
Muribasidiospora indica
本種と本種より担子胞子の幅が広い
Exobasidium reticulatum
同じツバキ科植物を宿主とする
ITS領域の塩基配列が類似している
本種と異なりタイワンツバキ属ではなくツバキ属植物などを宿主とする
本種と異なり担子胞子が石垣状でない
ITS領域の塩基配列が異なる(類似度92%)
Exobasidium gracile
同じツバキ科植物を宿主とする
ITS領域の塩基配列が類似している
本種と異なりタイワンツバキ属ではなくツバキ属植物などを宿主とする
本種と異なり担子胞子が石垣状でない
ITS領域の塩基配列が異なる(類似度88%)