2017年12月9日 （仮訳）淡水環境に産した新属Neotubeufiaおよび新種Tubeufia guangxiensis Chaiwan, N. et al., 2017. Neotubeufia gen. nov. and Tubeufia guangxiensis sp. nov. (Tubeufiaceae) from freshwater habitats. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/MYCOSPHERE_8_9_9.pdf [Accessed December 9, 2017]. 【R3-04650】2017/12/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイおよび中国において淡水に沈んだ材に生じた菌を検討し、新属新種Neotubeufia krabiensisおよび新種Tubeufia guangxiensisを記載した。 前者は子嚢果が暗色、子嚢が円筒形、子嚢胞子が円筒状紡錘形であることなどで特徴づけられ、Tubeufia属と異なる系統を形成した。 後者は子嚢果、子嚢、子嚢胞子が本属の基準種に類似していたが、材上にアナモルフを形成し、分生子が螺旋状であることなどで特徴づけられた。 Thailand, Krabi, Muang （新種） Neotubeufia krabiensis Chaiwan, Boonmee, Y.Z. Lu & Hyde 語源…（属名）新しいTubeufia属/（種小名）クラビー産の 【よく似た種との区別】 Tubeufia javanica 本種と異なり子嚢果が暗色でない 本種と異なり子嚢胞子が円筒状紡錘形でない 本種と異なり子嚢胞子に顕著な油滴を含むという特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国広西チワン族自治区防城港市 （新種） Tubeufia guangxiensis Chaiwan, Boonmee, Y.Z. Lu & Hyde 語源…広西産の 【よく似た種との区別】 Tubeufia javanica 子嚢果が淡色～帯黄色 子嚢が長円筒形 子嚢が薄壁 子嚢胞子が長円筒形 子嚢胞子が薄壁 ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりアナモルフが知られていない ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia roseus ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり淡水域の河川に沈んだ材に発生するという特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia cylindrothecia ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり淡水域の河川に沈んだ材に発生するという特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia mackeniei ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり淡水域の河川に沈んだ材に発生するという特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia lilliputeus ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり淡水域の河川に沈んだ材に発生するという特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia hyalospora 分生子が螺旋状 ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄のサイズが大きい 本種と異なり分生子柄がモノネマでない 本種と異なり分生子がコイル状という特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tubeufia roseohelicospora 分生子が螺旋状 ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄のサイズが大きい 本種と異なり分生子柄がモノネマでない 本種と異なり分生子がコイル状という特徴を欠く ITS+nrLSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される