(仮訳)次世代シーケンシングに基づく中国産Boletellus属の2点の歴史的タイプ標本からの新知見
Yang, B-Q. et al. 2026. New Insights from Two Historic Boletellus-Type Specimens in China Based on Next-Generation Sequencing. Journal of Fungi. Available at: https://doi.org/10.3390/jof12030223 [Accessed March 25, 2026] 【R3-13742】2026/3/25投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

中国で初期に記載されたBoletellus serpentipileusおよびB. vulgarisの標本について、次世代シーケンシングを用いてゲノムスキミングを実施し、分類学的再検討を行った。
タイプ標本の形態観察と分子系統解析の結果から、前者がLeccinum属に含まれることを示し、新組み合わせを提唱した。
また、後者がAustroboletus fusisporusと同種であることを示し、シノニムとして処理した。

(新組み合わせ)

Leccinum serpentipileum (M. Zang & M.S. Yuan) Bing-Qian Yang & G. Wu
旧名:Boletellus serpentipileus M. Zang & M.S. Yuan
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leccinum aurantiacum(アカツブキンチャヤマイグチ)
形態的に類似している
nrLSU+tef1-α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなくフランスなどに分布する
本種と異なり傘が橙黄色~黄褐色ではなく鮮赤色~赤褐色
本種と異なり肉が白色で変色しないか僅かに赤みを帯びるのみなのではなく、白色で傷つくと帯紫灰色、灰色、または帯黒色に変色する
本種より担子器のサイズが小さい
本種と異なり傘表皮が粘質絡み合い菌糸組織ではなく錯綜毛状被である
本種と異なり傘表皮末端細胞の細胞内にしばしば赤褐色色素の顆粒状結晶を含む
nrLSU+tef1-α+rpb1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Austroboletus fusisporus (Kawamura ex Imazeki & Hongo) Wolfe
ヤシャイグチ
mycobank_logoSpecies_Fungorum