2020年5月24日 (仮訳)パキスタンのヒマラヤ湿潤温帯林におけるMelanoleuca cinereifoliaの新記録 Saba, M. & Khalid, AN. 2014. New record of Melanoleuca cinereifolia in Himalayan moist temperate forests of Pakistan. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000129/00000002/art00013 [Accessed May 24, 2020] 【R3-07346】2020/5/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタンの温帯湿潤林においてマツの樹下に発生したMelanoleuca cinereifoliaを報告した。 本種はイタリアから記載されたが、アジアからの報告は初となった。 本種との同定はITS領域の塩基配列によっても確かめられた。 (アジア、パキスタン新産種) Melanoleuca cinereifolia (Bon) Bon 【よく似た種との区別】 Melanoleuca communis ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同種の可能性も指摘されている) 本種と子実体のサイズが異なる 本種と傘のサイズが異なる 本種と傘の色が異なる 本種と襞の色が異なる Melanoleuca exscissa(スナジツヤザラミノシメジ) イタリアおよびパキスタンに分布する 本種と異なりシスチジアが”urticiform”のexscissa型 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレードAではなくBに含まれる) Melanoleuca angelesiana イタリアおよびパキスタンに分布する 本種と異なりシスチジアを欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレードAではなくBに含まれる)