2018年10月2日 (仮訳)韓国およびチリ産のコガネゴケ属地衣の新種および新産種 Liu, D. et al., 2018. New Species and New Record of Genus Chrysothrix (Chrysotrichaceae, Arthoniales) from South Korea and Chile. Mycobiology. Available at: https://doi.org/10.1080/12298093.2018.1509511 [Accessed October 2, 2018]. 【R3-05545】2018/10/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国およびチリにおいて採集されたコガネゴケ属地衣の形態学的・化学的検討を実施し、5種を同定した。 そのうち1種はチリ産の新種で、Chrysothrix chilensisとして記載された。 また、韓国新産種としてC. xanthinaを報告した。 Chile, Cuesta Bvenos Ayres (新種) Chrysothrix chilensis D. Liu & J.-S Hur 語源…チリ産の 【よく似た種との区別】 Chrysothrix granulosa 同所的に分布する(チリ) 本種より地衣体の小粒がしばしば大きいことがある 本種と異なり下生菌糸が白色ではなく黄色~黄金色 本種と異なり地衣成分としてChry 2を欠く Chrysothrix pavonii チリに分布する 本種と異なり地衣体が綿毛状ではなく微小な樹状 (その他掲載種) Chrysothrix candelaris (L.) J.R. Laundon コガネゴケ (その他掲載種) Chrysothrix granulosa G. Thor 【よく似た種との区別】 Chrysothrix chilensis 同所的に分布する(チリ) 本種より地衣体の小粒がしばしば小さいことがある 本種と異なり下生菌糸が黄色~黄金色ではなく白色 本種と異なり地衣成分としてChry 2を含む (その他掲載種) Chrysothrix pavonii (Dufour ex Fr.) J.R. Laundon 【よく似た種との区別】 Chrysothrix chilensis チリに分布する 本種と異なり地衣体が微小な樹状ではなく綿毛状 (韓国新産種) Chrysothrix xanthina (Vain.) Kalb 【よく似た種との区別】 Chrysothrix candelaris(コガネゴケ) 本種と異なり熱帯に分布するという特徴を欠く 本種と地衣体の小粒のサイズが異なる 本種と異なり地衣成分としてピナストル酸を含まない