(仮訳)コスタリカにおいて養菌性キクイムシと関係を持つGeosmithia属およびGraphium属の新種
Kolařík, M., Hulcr, J. & Kirkendall, LR., 2015, New species of Geosmithia and Graphium associated with ambrosia beetles in Costa Rica. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM67103.pdf [Accessed May 25, 2015].
【R3-01859】2015/05/26投稿

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3行まとめ

コスタリカから養菌性キクイムシと関係を有するGeosmithia cnesiniおよびGraphium scolytodisの2新種を記載した。
前者はCnesinus leconteiを宿主とし、コロニーが類白色、筆状体を有し、分生子が極めて大型で鎖生することなどで特徴づけられた。
一方、後者はScolytodes unipunctatusの坑道から分離され、真のシンネマを形成せずモノネマのみを形成する点などで特徴づけられた。
Costa Rica, Heredia Province, town of Birrí

(新種)

Geosmithia cnesini M. Kolařík & Kirkendall
語源…Cnesinus属の
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【よく似た種との区別】
Geosmithia langdoini
ITS領域の塩基配列が類似している
ITS領域の塩基配列が異なる(555/565 bp一致)
Costa Rica, Heredia Province, Finca Murillo farm

(新種)

Graphium scolytodis M. Kolařík & Hulcr
語源…Scolytodes属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Graphium penicillioides
モノネマを形成する
分生子のサイズが類似している
分生子の形状が類似している
nrSSUの塩基配列が類似している
本種と異なり有限生長のシンネマを形成する
nrSSUの塩基配列が異なる(1638/1652 bp、99.2%一致)
Graphium basitruncatum
本種と異なりScedosporium属シンアナモルフを有する