2023年12月21日 (仮訳)インド、西ガーツ産のPassalora属新種 Singh, SK., Singh, PN. & Mishra, P. 2008. New species of Passalora (cercosporoid hyphomycete) from Western Ghats, India. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/doi/doi-cmy.php?a=60208 [Accessed December 21, 2023] 【R3-11265】2023/12/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドのカルナータカ州およびマハーラーシュトラ州からPassalora macarangaeとP. peltophoriの2新種を記載した。 前者はオオバギ属植物に生じ、典型的には若木の葉の下面に斑点を生じた。 後者は本属菌として初めてコウエンボク属植物から報告された種であり、近縁種とは子座の有無や分生子柄のサイズなどが異なっていた。 India, Tilarighat, Maharashtra (新種) Passalora macarangae S.K. Singh, P.N. Singh & P. Mishra 語源…オオバギ属の 【よく似た種との区別】 Mycovellosiella malloti アジアに分布する 同じトウダイグサ科植物を宿主とする 本種と異なりインドではなくネパールなどに分布する 本種と異なりMallotus philippinensisなどを宿主とする 本種と異なり葉の斑点が葉脈に限って生じるのではなく不明瞭または不規則的である Mycovellosiella subhyalineae インドに分布する 同じトウダイグサ科植物を宿主とする 本種と異なりPutranjeeva roxburghiiなどを宿主とする 本種と異なり葉の斑点が葉脈に限って生じるのではなく不明瞭または不規則的である Passalora acalyphae 本種と異なり分生子が倒棍棒形~円筒形でない Mycovellosiella brideli 本種より分生子のサイズが顕著に小さい Pseudocercospora malloti-repandi インドに分布する 同じトウダイグサ科植物を宿主とする 本種と異なりMallotus repandusなどを宿主とする 本種より分生子柄のサイズがずっと大きい 本種より分生子の幅が狭い India, Mangalore, Karnataka (新種) Passalora peltophori S.K. Singh, P.N. Singh & P. Mishra 語源…コウエンボク属の 【よく似た種との区別】 Passalora gliricidiae 同じマメ科植物を宿主とする 形態的に類似している 本種と異なりコウエンボク属植物を宿主とするという特徴を欠く 本種と異なり子座を欠くのではなく有する Passalora passalorioides 同じマメ科植物を宿主とする 形態的に類似している 本種と異なりコウエンボク属植物を宿主とするという特徴を欠く 本種と異なり子座を欠くのではなく有する Passalora puerariae 同じマメ科植物を宿主とする 本種と異なりコウエンボク属植物を宿主とするという特徴を欠く 本種より分生子柄のサイズが小さい Passalora macarangae 同じマメ科植物を宿主とする 本種と異なりコウエンボク属植物を宿主とするという特徴を欠く 本種と異なり葉の斑点が上面ではなく両面に生じる 本種と異なり葉の斑点が帯褐色ではなく淡褐色 本種と異なり葉の斑点が不規則形ではなく角張る