2014年1月18日 (仮訳)イベリア半島北西部産のイッポンシメジ属に関する記録 (5):Omphaliopsis亜属の新種、Entoloma lucense Blanco-Dios, J., Notes on the genus Entoloma in the Northwest of the Iberian Peninsula (V). Entoloma lucense, a new species in subgenus Omphaliopsis. mycosphere.org. Available at: http://mycosphere.org/pdfs/MC4_1_No8.pdf [Accessed January 17, 2014]. 【R3-00284】2014/01/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペイン・ガリシア州でマツ属の樹下に発見されたOmphaliopsis亜属の菌を、Entoloma lucenseとして新種記載した。 本種とOmphaliopsis亜属の近縁種の相違点について議論した。 San Xiao de Bocamaos, Lugo, Spain (新種) Entoloma lucense Blanco-Dios 語源…ルーゴ産の 【よく似た種との区別】 Entoloma incarnatofuscescens ヨーロッパに分布する 形態的に類似している 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり襞の縁部に稔性がある 本種と異なりクランプを欠く Entoloma hausknechtii ヨーロッパに分布する 肉眼的形態が類似している 本種より担子胞子が短い 本種と異なり縁シスチジアが担子器より小さい 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形・紡錘形・瓶型・突形・有柄球形・革袋形・嚢形ではなく紡錘形~先細りの円筒形 本種と異なりクランプを欠く Entoloma amygdalinum ヨーロッパに分布する 本種と異なり強いアーモンド臭がある 本種より担子胞子が短い 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形・紡錘形・瓶型・突形・有柄球形・革袋形・嚢形ではなく円筒形~屈曲形 Entoloma austrorhodocalyx 形態的に類似している 本種と異なりタスマニアに分布する 本種と異なり柄が青灰色~暗青灰色でない 本種より担子胞子がずっと短い 本種と異なり襞の縁部が類等直径で稔性がある