2023年2月4日 (仮訳)インドにおいてLagenaria sicerariaに生じた新種Passalora sicerariae Singh, A., Bhartiya, HD. & Singh, PN. 2022. Passalora sicerariae sp. nov. on Lagenaria siceraria from India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2022/00000137/00000002/art00010 [Accessed February 4, 2023] 【R3-10303】2023/2/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドにおいてLagenaria sicerariaの生葉上に生じた菌を検討し、Passalora sicerariaeとして新種記載した。 本種は分生子が淡褐色で卵状、円筒状倒棍棒形、倒棍棒形、広舟形~やや腎臓形であることなどで特徴づけられた。 ユウガオ属植物から本属菌は知られておらず、同じウリ科植物を宿主とする種とは形態的に異なっていた。 India, Uttar Pradesh, Jhansi, Orchha Forest (新種) Passalora sicerariae Anu Singh, Bhartiya & P.N. Singh 語源…Lagenaria sicerariaの 【よく似た種との区別】 Passalora cayaponiae 同じウリ科植物を宿主とする 本種と異なりユウガオ属植物が宿主として知られていない 本種と異なり子座が良好に発達するのではなく稀である 本種と異なり分生子が束状のことがあるという特徴を欠く 本種より分生子柄の幅が広い 本種と異なり分生子柄が帯オリーブ褐色ではなく淡い帯オリーブ褐色 本種と異なり分生子柄が分枝しないのではなく分枝する 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が淡褐色ではなくほぼ無色~淡い帯黄褐色 本種と異なり分生子が卵状、円筒状倒棍棒形、倒棍棒形、広舟形~やや腎臓形ではなく倒棍棒状円筒形で基部が丸い~長い倒円錐状截断状で先端が鈍頭で丸い Passalora momordicae 同じウリ科植物を宿主とする 分生子柄が帯オリーブ褐色 本種と異なりユウガオ属植物が宿主として知られていない 本種より子座の直径が小さい 本種と異なり子座が暗褐色ではなく帯オリーブ褐色 本種と異なり分生子が束状のことがあるという特徴を欠く 本種より分生子柄が短い 本種より分生子柄の幅が広い 本種と異なり分生子柄が分枝しないのではなく時に分枝する 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく淡い帯オリーブ色 本種と異なり分生子が卵状、円筒状倒棍棒形、倒棍棒形、広舟形~やや腎臓形ではなく類円筒形で鈍頭~やや截断状 本種と異なり分生子の隔壁数が1-10ではなく0-7 Passalora guraniae 同じウリ科植物を宿主とする 本種と異なりユウガオ属植物が宿主として知られていない 本種と異なり子座を有するのではなく欠く 本種と異なり分生子が束状のことがあるという特徴を欠く 本種より分生子柄の最大長が短い 本種と異なり分生子柄が帯オリーブ褐色ではなく淡褐色 本種と異なり分生子柄が分枝しないのではなく不規則に分枝し吻合することがある 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく淡褐色~褐色 本種と異なり分生子が卵状、円筒状倒棍棒形、倒棍棒形、広舟形~やや腎臓形ではなく円筒形または倒棍棒状円筒形で直線状または僅かに屈曲する 本種と異なり分生子の隔壁数が1-10ではなく0-4 Passalora cucurbiticola 同じウリ科植物を宿主とする 分生子柄が束状のことがある 本種と異なりユウガオ属植物が宿主として知られていない 本種より分生子が長い 本種より分生子の隔壁数が多い