2019年10月7日 (仮訳)ブラジル産の新種、Pleurothecium bicoloratumおよびSporidesmiopsis pluriseptata Monteiro, JS., Gusmão, LF. & Castañeda-Ruiz, RF. 2016. Pleurothecium bicoloratum & Sporidesmiopsis pluriseptata spp. nov. from Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2016/00000131/00000001/art00017 [Accessed October 7, 2019] 【R3-06655】2019/10/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルからPleurothecium bicoloratumおよびSporidesmiopsis pluriseptataの2新種を記載した。 前者はベネズエラでも見出され、分生子が2色からなる広ソーセージ形で3隔壁を有することなど、後者は分生子が汚褐色倒棍棒形で最大23隔壁を有することなどでそれぞれ特徴づけられた。 Pleurothecium属の検索表を掲載した。 Brazil, Bahia State, Abaíra, Distrito de Catolés, Mata do Cigano (新種) Pleurothecium bicoloratum R.F. Castañeda, J.S. Monteiro & Gusmão 語源…2色の(分生子の色から) 【よく似た種との区別】 Pleurothecium leptospermi 分生子が中央の細胞で暗色、末端細胞で淡色である 分生子の隔壁数が3 本種と異なり分生子形成細部の小歯が無色ではなく褐色 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が広ソーセージ形ではなく紡錘形 Pleurothecium recurvatum 分生子が中央の細胞で暗色、末端細胞で淡色である 分生子がソーセージ形 分生子の隔壁数が3 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が常に暗い帯オリーブ褐色~黒色(中央)および無色(末端)なのではなく初め無色 本種と異なり分生子が広ソーセージ形ではなくソーセージ形 Brazil, Amapá State, Serra do Navio (新種) Sporidesmiopsis pluriseptata J.S. Monteiro, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…多隔壁の(分生子の隔壁数から) 【よく似た種との区別】 Sporidesmiopsis dennisii 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が褐色で頂部にかけて淡褐色なのではなく暗褐色で頂部にかけて淡色 本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑または小疣状 本種と異なり分生子の隔壁数が11–23ではなく10-15