(仮訳)バルカン半島において150年の時を経て再発見されたPluteus fenzlii
Assyov, B. & Dimitrov, D. 2022. Pluteus fenzlii (Pluteaceae, Agaricales) Rediscovered in the Balkan Peninsula after over 150 Years Gap. Ecologia Balkanica. Available at: http://web.uni-plovdiv.bg/mollov/EB/2022_vol14_iss1/eb22202.pdf [Accessed May 20, 2022] 【R3-09523】2022/5/20投稿

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3行まとめ

ブルガリアから稀産種のPluteus fenzliiを報告した。
本種はバルカン半島においては150年前にセルビアで記録されていたが、その後報告はなく、ブルガリアからの報告は初となった。
ブルガリア産標本はセルビアにおける記録と同じく、セイヨウボダイジュの腐朽の進んだ切り株から得られた。

(ブルガリア新産種)

Pluteus fenzlii (Schulzer) Corriol & P.-A. Moreau
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【よく似た種との区別】
Pluteus aurantiorugosus var. aurantiovelatus
ヨーロッパに分布する
同じCelluloderma節に含まれる
つばを有する
本種と異なり傘が橙色を帯びる
本種と異なり柄のつばの領域が橙赤色の羊毛状である
本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく棍棒形、小囊状、洋梨形、および有柄球状の細胞からなる子実層状被~短細胞被である