2024年7月26日 （仮訳）中国四川省においてタケに発生した新属新種Pseudokeissleriella bambusicola Yang, Y. et al. 2022. Pseudokeissleriella bambusicola gen. et sp. nov. (Lentitheciaceae, Pleosporales) from bamboos in Sichuan province, China. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.560.3.1 [Accessed July 26, 2024] 【R3-11919】2024/7/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国四川省においてタケの枯死茎から得られた菌を検討し、新属新種Pseudokeissleriella bambusicolaとして記載した。 本種は子嚢果が球形～類球形で無毛、子嚢胞子が無色紡錘形で隔壁を有し、粘液質の鞘に包まれることなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析でKatumotoa属とNeoophiosphaerella属に近縁であったが、子嚢胞子の形態などが異なっていた。 中国四川省成都市都江堰市青城山 （新種） Pseudokeissleriella bambusicola Yi Yang, S.N. Zhang & Jian K. Liu 語源…（属名）偽のKeissleriella属/（種小名）タケに生息する 【よく似た種との区別】 Katumotoa bambusicola 子嚢果が埋生する 子嚢果が類球形 ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢胞子が偏等2細胞胞子である 本種と異なり子嚢胞子の鞘が両極に生じる ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neoophiosphaerella sasicola 子嚢胞子が紡錘形 ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢果が埋生ではなく表在性 本種と異なり子嚢果が球形～類球形ではなく半球形盾状 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく複数 ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Keissleriella spp. 子嚢胞子の形態がやや類似している ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢果表面が無毛ではなく孔口周囲に剛毛を伴う ITS+nrLSU+nrSSU+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される