2021年10月31日 (仮訳)Lactuca undulataに”white blister rust”病を引き起こす新種Pustula lactucae Mirzaee, MR. et al., 2021. Pustula lactucae sp. nov. (Albuginales, Oomycota), a new species causing white blister rust disease on Lactuca undulata. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM73203.pdf [Accessed October 31, 2021] 【R3-08920】2021/10/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イラン、南ホラーサーン州の半乾燥地域においてLactuca undulataに発生した”white blister rust”病を検討した。 SEM観察を含む形態学的検討および分子系統解析の結果を基に、病原菌をPustula lactucaeとして新種記載した。 これはイランにおけるL. undulataの病原菌の初報告となった。 Iran, South Khorasan Province, village of Mohammadieh near the town of Birjand (新種) Pustula lactucae Mirzaee 語源…アキノノゲシ属の 【よく似た種との区別】 Pustula obtusata イランに分布する 同じキク科植物を宿主とする cox2遺伝子に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりアキノノゲシ属ではなくバラモンジン属植物などを宿主とする 本種より卵胞子のサイズが小さい 本種より卵胞子の装飾が規則的に配列する突起状である 本種と異なり一次胞子嚢壁がSEM下で網目模様をあらわすのではなく歯牙状構造を有する cox2遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pustula junggarensis cox2遺伝子に基づく分子系統解析で近縁 本種より二次胞子嚢のサイズが大きい 本種より卵胞子のサイズが小さい cox2遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される