2019年1月27日 (仮訳)ベラルーシ北部産のコウヤクタケ類稀産種 Yurchenko, EO. & Kotiranta, H. 2007. Rare corticioid fungi (Basidiomycetes, Aphyllophorales) from northern Belarus. Mycena. Avaialble at: http://www.mycena.org/Vol.7/Mycena7_20-47.pdf [Accessed January 27, 2019] 【R3-05896】2019/1/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベラルーシ北部から13種のコウヤクタケ類を報告した。 そのうちCeratobasidium pseudocornigerumなど8種がベラルーシ新産種であった。 各種について記載文、顕微鏡的形質のスケッチなどを掲載した。 (その他掲載種) Ceratobasidium pseudocornigerum M.P. Christ. 【よく似た種との区別】 Ceratobasidium cornigerum 本種ほど担子胞子が小柄上に形成されるのが観察される機会が稀でない (ベラルーシ新産種) Dendrothele amygdalispora Hjortstam (ベラルーシ新産種) Dendrothele griseocana (Bres.) Bourdot & Galzin 【よく似た種との区別】 Dendrothele acerina(ヒビコウヤクタケ) 本種より担子器の小柄のサイズが明らかに小さい 本種と担子胞子の形状が僅かに異なる Dendrothele commixta 本種より担子器の小柄のサイズが明らかに小さい 本種と担子胞子の形状が僅かに異なる (ベラルーシ新産種) Globulicium hiemale (Laurila) Hjortstam (その他掲載種) Hyphodontia floccosa (Bourdot & Galzin) J. Erikss. (その他掲載種) Hyphodontia pilaecystidiata (S. Lundell) J. Erikss. (ベラルーシ新産種) Membranomyces delectabilis (H.S. Jacks.) Kotir. & Saaren. (ベラルーシ新産種) Phlebia firma J. Erikss. & Hjortstam 【よく似た種との区別】 Phlebia nitidula 宿主の樹種が類似している 子実体の色が類似している 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が僅かにS字状という特徴を欠く (その他掲載種) Ramaricium albo-ochraceum (Bres.) Jülich (ベラルーシ新産種) Rhizochaete radicata (Henn.) Gresl., Nakasone & Rajchenb. キヒモカワタケモドキ (その他掲載種) Tomentella galzinii Bourdot 【よく似た種との区別】 Tomentella subtestacea シスチジアに褐色の樹脂状分泌物を伴う 本種と異なり子実層面が帯灰オリーブ色ではなく褐色 本種と異なり担子胞子がKOH陰性ではなく一部KOHで強く赤褐色に呈色するものがある 本種よりもシスチジアの樹脂状の暈が顕著である (ベラルーシ新産種) Trechispora invisitata (H.S. Jacks.) Liberta ※この他にSistotrema属の一種をベラルーシ新産種として掲載した。