2021年7月7日 (仮訳)チェコのBoubínský prales原生林における記録に基づくDentipratulum bialoviesenseの分類および生態に関する所見 Holec, J. & Zehnálek, P. 2021. Remarks on taxonomy and ecology of Dentipratulum bialoviesense based on records from Boubínský prales virgin forest in the Czech Republic. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM73201.pdf [Accessed July 7, 2021] 【R3-08574】2021/7/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ チェコの原生林において稀産種のDentipratulum bialoviesenseの2標本を採集した。 形態学的検討およびITS領域の配列決定を実施したが、本種の塩基配列データの取得は初とみられた。 基準産地のポーランドで採集された標本と比較検討を行うとともに、本種がD. crystallinumと別種である根拠を示した。 (その他掲載種) Dentipratulum bialoviesense Domanski 【よく似た種との区別】 Dentipratulum crystallinum ヨーロッパに分布する 腐朽材に生じる 形態的に類似している(かつて同種とされていた) 本種と異なり針葉樹ではなく落葉樹に生じる 本種より担子胞子の幅が僅かに狭い 本種より担子胞子の装飾がSEM下で大きく散在する疣状である 本種と異なりレプトシスチジアを欠くのではなく有する 本種とITS領域の塩基配列が異なる