2021年12月29日 (仮訳)形態形質および系統解析を根拠とする新属新種Rigidotubus tephroleucus Song, J. et al., 2018. Rigidotubus tephroleucus gen. et sp. Nov. (Cystostereaceae, Agaricales) evidenced by morphological characters and phylogenetic analyses. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.333.2.10 [Accessed December 29, 2021] 【R3-09099】2021/12/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省において被子植物の切り株に発生した菌を検討し、新属新種Rigidotubus tephroleucusとして記載した。 本種は子実体が頑丈で管孔を有し、孔口面が白色~帯灰白色で縁部が白色、担子胞子が卵状~楕円形、1菌糸型であることなどで特徴づけられた。 シストステレウム科の属レベルの検索表を掲載した。 中国海南省海南省瓊中リー族ミャオ族自治県黎母山森林公園 (新種) Rigidotubus tephroleucus J. Song, Y.C. Dai & B.K. Cui 語源…(属名)堅い管孔/(種小名)灰白色の(孔口面の色から) 【よく似た種との区別】 Rigidoporus spp. 子実体が背着生 子実体が頑丈である 子実層托が管孔状 本種と異なりシスチジオールを欠くのではなく有する 本種と異なり生殖菌糸にクランプを欠く 本種と系統的に異なる(先行研究) Ceriporiopsis spp. 形態的に類似している(混同のおそれがある) 菌糸構成が1菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する 本種と異なり担子胞子がソーセージ形、円筒形、類球形~楕円形 本種と系統的に異なる(先行研究) Postia spp. 形態的に類似している(混同のおそれがある) 菌糸構成が1菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する 本種と異なり白色腐朽菌ではなく褐色腐朽菌である 本種と異なり担子胞子が楕円形またはソーセージ形~円筒形 本種と系統的に異なる(先行研究) Oligoporus spp. 形態的に類似している(混同のおそれがある) 菌糸構成が1菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する 本種と異なり白色腐朽菌ではなく褐色腐朽菌である 本種と異なり担子胞子が楕円形またはソーセージ形~円筒形 本種と系統的に異なる(先行研究)