(仮訳)アフリカ産のRinodina australiensis
Mayrhofer, H. & Wirth, V., 2011. Rinodina australiensis (lichenized Ascomycetes, Physciaceae) recorded from Africa. Herzogia. Available at: http://www.bioone.org/doi/full/10.13158/heia.24.1.2011.53 [Accessed July 18, 2017].
【R3-04218】2017/07/18投稿

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3行まとめ

Rinodina australiensisをナミビアの中部および南部から報告した。
本種は従来オーストラリアのみから知られており、アフリカからの報告は初となった。
本種の記載文および写真などを掲載し、近縁種を挙げた。

(アフリカ、ナミビア新産種)

Rinodina australiensis Müll. Arg.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rinodina dolichospora
子嚢胞子が大型
本種と異なり子嚢胞子がTeichophila型ではなくPachysporaria
Rinodina elixii
子嚢胞子が大型
本種と異なり子嚢胞子がPhyscia型である
Rinodina blastidiata
オーストラリアに分布する
子嚢胞子の形態が類似している
“oil paraphysis”を有する
本種と異なりニュージーランド、南米における分布が知られている
本種と異なり樹上生ではなく岩上生である
本種と異なり子器が稀
本種と異なり”blastidia”を広範に生じる
Rinodina teichophila(ビスケットゴケ)
本種と異なりナミビアおよびオーストラリアではなく北半球などに分布する
本種と異なり樹上生ではなく岩上生である
Rinodina teichophiloides
本種と異なりナミビアおよびオーストラリアではなく南アフリカなどに分布する
Rinodina reagens
オーストラリアに分布する
本種と異なり南アフリカ、ニュージーランドにおける分布が知られている